29「星状神経節」 平成29年1月

父の精神病とアルコール依存症を治すためもあって実家に戻って来てがんばってきたものの父の症状は未だ落ち着かず、息子のことを一番に心配している妹には家を出た方がいいとたびたび言われるようになりました。私は絶対に治る日がくると信じて生活してきましたが、本当に浄霊で治すことができるんだろうかと不安な気持ちがよぎりました。

一月三日、父の機嫌がよかったので夜ソファーで横になっていた父に浄霊をしました。その時息子に「じいじのどこを浄霊すればいい?」となんとなく聞いてみると息子が父の額、お腹、首の後ろ、喉の下、肩、腰の横の方と次々に指をさして浄霊の箇所を教えてくれました。息子には何か見えているのかととても驚きました。喉の下の部分は今まで意識したことがなかったので息子が適当に言っているだけなのかなとも思いましたが、息子が指をさした首の後ろの部分は前々からずっと父の病気の急所の一つであるということは分かっており、ずっとその理由が分からずにいたので改めてもう一度調べてみることにしました。

一月四日、ネットで脊柱の首の部分と精神病の関係を調べる前に先にメシヤ教のメシヤ講座を読みました。楳木先生だけでなく支部の責任者の方々も邪神の霊憑りをミクラタナの神様と信じきっておられることにこのままではだめだという気持ちが強くなりました。新たにメシヤ教に入会された方も増えているようなので、このままでは被害者が増えるばかりだと心配になりました。楳木先生には二度メールを送ったものの先生が目を覚ますことはなく、父が発狂した原因がメシヤ教だったので、この半年間自分や家族が早くメシヤ教を辞めなければという気持ちばかりで、楳木先生やメシヤ教のことはメシヤ様がいずれどうにかして下さるだろうと思っていました。ですが、ネットでメシヤ講座を読む限り一向に変わる気配がないのでどうすればいいんだろうと考えました。善悪両方を使って御経輪をされておられるメシヤ様にとって邪神の霊憑りを止めさせることは簡単なことのはずです。霊憑りでメシヤ教の人達を操っている邪神が改心するようにメシヤ様に祈ろうと思い、次の日朝拝でメシヤ様に祈りました。

一月五日、改めて脊柱の首の部分と精神病の関係をネットで調べ、ようやく答えが分かりました。父の精神病のもう一つの浄霊の急所は星状神経節という交感神経が束になっている部分でした。脊柱の首の一番下の部分です。頸椎と胸椎の境目の骨の両側にあり、腹側に面しているそうです。浄霊する場合はのど仏の下の左右の部分です。その星状神経節が精神病とも関係があるようです。ネットで見る限り父のような精神病だけに限らず自律神経が関わっている病気と星状神経節が関わりがあるようです。自律神経を支配しているのは眉間の奥にある視床下部で、御教えに照らし合わせるとその視床下部を動物霊に支配されてしまうと精神病になり、動物霊に支配されている時には交感神経が優位に立っているんだと思います。交感神経が束になっている星状神経節を浄霊すると交感神経の働きを抑え動物霊の働きを抑えることができるのかもしれません。

息子が指をさした脊柱の首の後ろの部分については今から七年前に父が統合失調症になって、東方之光教団の療院に連れて行った時に父に浄霊を取り次いでくださった専従者の方に「お父さんの急所はここだよ」と教えてもらっていたんです。その当時はなぜ脊柱が関係があるのか全く分からずにいたもののずっと気にはなっていました。首の後ろの部分は星状神経節とはまた違う父の浄霊の急所なのかもしれません。その専従者の方や息子を使ってメシヤ様から父の浄霊の急所を教えていただいたんだと思います。

私が東方之光教団に所属していた時も私はほとんど教団に関わってはいなかったので、その専従者の方ともほとんどしゃべったこともなかったんですが、私の目から見てもその専従者の方は浄霊力の優れた方でした。そんな浄霊力の優れた方であっても間違った教団の方針に従ってしまってとても残念に思います。平成二十七年の九月に亡くなった昔専従者だった母方の大伯母の葬式の日、その専従者の方も葬儀を執り行う一人として来られていました。その日偶然にも妹が私の地上天国祭での体験談のコピーしたものを持っていて、火葬場での待ち時間の時に妹はその専従者の方に体験談のコピーを渡していました。待ち時間の間にそれを読んだ専従者の方に妹は「お姉さんは何か勘違いしてるね」と言われたそうです。そう言われた妹は不安になり、私の体験談に疑いの気持ちを持ったようですが、それからしばらくして東方之光教団で行われた祭典の前日、その専従者の方が御神前の掃除をしている時に脚立から落ちて腰の骨を折って手術をしたという話を聞き、妹は私の体験談のことを信用しだしました。その後その方がどうされているのかは全く知りませんが、父の浄霊の急所を教えてくださった恩のある方ですし東方之光の間違いに早く気づいて目を覚ましていただきたいという気持ちがあります。