400「末期癌の知人に会って」令和6年4月

四月十六日です。昨日の夜以前働いていた職場の癌を患っている元同僚の女性からラインが届きました。ラインを開くとその人の息子さんが打った文章で、今月初めから病院の緩和ケア科に入院していて、もう本人が自分でラインを送ることもできない状態だという内容でした。私はその息子さんとも以前一緒に仕事をしており、そこの仕事を辞めてからもその癌の女性とはラインのやり取りをしたりしていたので、もう末期ということで息子さんが連絡をくれたんだと思います。面会もできるということだったので今日行ってきました。

その女性はいつ命の灯火が消えるかも分からない状態でした。耳は聞こえているということだったので、右手でその方の手を握りしばらく声をかけてから左手でその方の額を浄霊しました。私にできることは最期にその方に浄霊をすることだと思い、その方の身魂が清まって少しでも霊籍を上げていただけるようにメシヤ様に祈り浄霊を取り次ぎました。その間ご家族の方も誰もいなかったので私もゆっくり落ち着いて浄霊ができました。その女性は途中からしばらくの間目も開けていましたし、何か訴えたかったのか少しうーっというような声を出していました。

職場で私がその方と最初に会ったのが一年半前でした。その時点ですでに乳癌の手術をして胸を切除してしまっていました。そして、癌が頭に転移して頭にいくつも腫瘍ができ放射線治療をしていました。それでも可能な限り仕事をしたいとその方は定期的に放射線治療を受けながら仕事をしていました。

すぐ身近に病気の人がいて助けたいと思う気持ちはものすごくあるのに浄霊のことを伝えることができなくて私自身とてももどかしく思っていました。そして、最初に出会った時点ですでに手術をして胸を切除していたので、そういう方に出会ってしまって本当にもどかしく思いました。

人身売買で臓器を切り取ることはもちろん誰もが悪だと思っているでしょうが、私は医療の臓器移植のために臓器を切ることも癌やその他の治療のために臓器や胸を切除することも悪の所業だと思っています。メシヤ様の御教えを学ばれている方ならそう思っているはずです。神様は人間が体を切って臓器や体の一部を切除するなんていう恐ろしい行為は許可していないです。

浄霊は一切体を傷つけることなく病気の原因となっている毒素を溶かすものです。なので、病気で手術をしたという人に出くわすと体にメスを入れてしまう前に出会って浄霊をしてあげたかった、大事な臓器、女性にとって大事な胸を切り取ってしまう前に出会って浄霊をしてあげたかったという気持ちが湧き起こります。なのでその元同僚の女性に対してももどかしい気持ちを抱えていました。

すでに手術をして大事な胸を切り取ってしまったことはもう仕方ないですが、もうそれ以上薬毒を入れないよう、癌が転移しないように浄霊のお取り次ぎをしたい、そういう気持ちはありました。ですが、職場の人に浄霊の話をする勇気はありませんでした。そして、私は今現在どの教団にも所属していないため浄霊をしてくれる所を紹介することもできませんし、もちろん医療と浄霊を併用している間違ったことをやっている教団に案内するわけにもいきませんし、仕事と家事と育児を一人でこなしている状態の私には時間的にも一人で受け入れることなんてできませんでした。

毎日人に浄霊のお取り次ぎをする生活をすることが私の願いです。そうなるにはまずは清算だと思っています。さっき掲示板を見たら東方之光教団の仮光明会館新装工事地鎮祭の動画が投稿されていました。前回の紫微宮建設に続きまた勝手なことをやってるなというのが私の感想ですが、メシヤ様はこれをどうご覧になられているんだろうか、このまま使われるんだろうかと気になります。