34「父の副守護神、まさかの二個体」 平成29年1月

龍神による発狂後父の精神状態が落ち着いたので、このまま父の精神病が治ることを期待しましたがそうはいきませんでした。次の日の一月十三日にはまた父が昼間から倉庫でお酒を飲み、私の姿を見るなり恐ろしい形相でコップに入っていたお酒を私に向かって飛ばしてきました。そして鉄の棒を振り回し私に投げつけてこようとしましたが、投げてはこずそのまま鉄の棒を勢いよく地面に突き刺していました。もし本気で投げつけられたりでもすれば大怪我をしていたはずです。信じられない人間だなと思いました。お酒を飲む限りまだまだ治らないなと思いました。そして、夜飲み屋さんから帰って来た父は居間でテレビを見ていた私を窓の外から見て何度も唾を飛ばし、外で私に対する暴言を吐いていました。また暴力を振るわれたら敵わないので、父が家の中に入ってくる前に隣の自分の部屋に行きました。そして父に向かって浄霊をしました。額、みぞおちと浄霊をしても特に何も感じなかったのでお腹の副守護神に向けて浄霊しだすと私の額に響いたのでしばらくお腹の浄霊を続けました。

父は家の中に入ってきても暴れる気配はありませんでしたが、「今日は副守護神が弱まるようにとことん浄霊しよう」と思い父のお腹の浄霊を続けました。ですが本当に急所はここでいいのかと不安になり、息子に「じいじ、どこにバイキンいる?」と聞いてみると、息子が自分の左横腹を指差して「ここ」と言いました。私はものすごい衝撃を受けました。左横腹は狸の副守護神が憑依している箇所です。父には副守護神が二体憑いていたということです。恐る恐る隣の部屋にいる父の左横腹に向けて浄霊を始めるとあくびが止まりませんでした。メシヤ教に邪神界の三巨頭が集結していたことが分かった時よりも大きな衝撃を受けました。

確かに御教えには副守護神について「普通は一個体であるが、人により二個体以上の場合もある」とあります。その御教えを読んでもしかしたらと一瞬思ったことはあったものの私は父の副守護神もその普通の方だろうと勝手に思い込んでいました。「酒飲んで理屈を言うのは天狗であり、居眠りしたりご機嫌がよくなるのは、あれは狸ですよ」と御垂示にあり、父はその両方が現れていたので、副守護神は天狗で、副守護神とは別に狸が憑依してるのかなと思ったりはしていましたが、まさか副守護神が二体憑いているとは思っていなかったので本当に驚きました。父が恐ろしい言葉、暴言を一人でぶつぶつ呟いていたのもお腹にいる狸のしわざだったんだと納得しました。そして、何より息子がまた急所を教えてくれたことに本当に驚きました。息子に「何で分かったの?」と聞くと、普段の喋り口調よりもしっかりとした口調で「助かった?」と返されさらに驚きました。先祖が息子の口を使って教えてくれたのか、息子の正守護神が教えてくれたのか、もしかしたら息子の副守護神がたまにはいいことしようと教えてくれたのか、それともメシヤ様が息子に一時的に見せてくださったのか。とても驚きましたが本当に助かりました。

私の体験談の中に何度もお腹にいる副守護神に向けての浄霊のことを書いているのでお腹の浄霊を徹底すればいいんだと思われるかもしれませんが、副守護神への直接の浄霊に対しては「浄霊によって副霊そのものを制圧出来るが、それは一時的である」と御垂示もあり、頭に浄血がいけば正守護神の力が強くなり副守護神の力が弱まるので浄霊の急所は御教えにある通りあくまでも前頭部や延髄、首周り、肩、腎臓等、熱や固結毒素があるところで、精神病者アルコール依存症等の人が発狂している時にお腹の浄霊をすれば一時的に収まるということなんだと思います。

みぞおちについてもネットで調べてみたところ、「みぞおちは自律神経を整えるツボ。精神的ストレスを感じると、みぞおちが固くなる」とありました。父が発狂した時にみぞおちを浄霊したらすーっと怒りが収まっていく様子も一度見ましたし、自閉症の息子がかんしゃくが激しかった頃みぞおちの浄霊をしたら私の手がビリビリし、みぞおちとお腹の浄霊で激しかったかんしゃくがかなり落ち着きました。父の場合は発狂の原因がたくさんあり過ぎますが、そういった怒りで感情が抑えられなくなる精神の病気を抱える人には一度はみぞおちの浄霊を試してみたほうがいいのかなと思います。