8「父親が狂人となった原因とメシヤ様からいただいた奇跡」 平成28年10月

息子とアパートでの生活が数ヶ月経ち、メシヤ教の今年の地上天国祭の代表挨拶やそれ以降のメシヤ講座をネットで読んで楳木先生が邪神にやられてしまっていることが分かり、ようやく父がとてつもなく恐ろしい狂人のような精神病のひどい状態になった原因が分かりました。楳木先生が関係しているんだと思いました。ですが、原因はそれだけではありません。父が私を攻撃してくる原因は私にもあります。私が父に言った言葉や態度に腹が立ったり傷ついたり、私が別の人を誉めるようなことを言って嫉妬したり、父が親戚のことを悪く言っている時に同調してあけず、親戚をかばうような発言をしたことなどが原因です。私も父との生活でそうとうストレスが溜まっていたので、父に対し冷たい言葉を言ったり冷たい態度をとることが多くなってしまっていました。それを邪神に利用されてしまいました。

楳木先生が目に見えておかしくなってしまったことが分かるのは地上天国祭での代表挨拶の文章ですが、元々は去年の十一月末に私が作った体験談を読んだ時から始まっていると思います。夕拝の時に安定した精神状態で先達をしていた父がメシヤ教刊行の『入門と奥座敷』の楳木先生が書いた文章を読み出したとたんスイッチが入って発狂しだす様も目の当たりにしました。これは、文明の創造の『キリスト教と善悪』の内容と同じことだと思えます。キリスト教徒が聖書を通じて悪魔と霊線が繋がっているように、父もまた邪神に負けてしまった楳木先生が書いた文章を読むことで邪神に操られてしまうようになったんだと思います。

ネットでメシヤ講座を読んで、邪神からの通信をミクラタナの神様だと思いこんでしまった楳木先生の言うことをメシヤ教の信者さん達が本気で信じてしまっていることに危機を感じ、このままでは父の状態もよくならないので、楳木先生が目を覚ますようにメールを送るしかないと思い八月末にメールを送りました。そしたら次の日に奇跡を目の当たりにしました。私が働く職場に父が来ました。まさかここで大声で怒鳴り散らすんじゃないだろうかと構えていたら父が「コーヒーをおごって」と言いました。私はモヤモヤしていたので「お金がない」と言って追い帰しました。そして、父が私が働く店から離れて行き、こちらを振り返ったので、なぜかその時父がいつもと違う雰囲気のように感じ、父に手招きをし、私が働くカフェのコーヒーをおごりました。

カウンターでコーヒーを乗せたトレーを父に渡し、それを持ってこぼさないようにそわそわしながら席まで行こうとする父の姿を見て胸が切なくなりました。その時の父からは一切の邪気が感じられず、神性そのものの魂を持つ人間本来の姿のように見えました。本当はとっても純粋で優しい人なんだと、それに親子仲良くしたいと思っている父の本来の姿でした。父のことを愛おしく思いました。小さい頃からずっと怒り狂う父の姿ばかりを見てきましたが、三十三年間生きてきて、生まれて初めて見る父の姿のように思えました。体に薬毒がなく、邪神に操られることがなく、正しい信仰をしていれば本来はこんな人間でいられるんだということをメシヤ様に教えていただきました。メシヤ様から見せていただいた奇跡でした。楳木先生にメールすることはとても勇気がいりましたが、私がしたことは間違いではなかったんだと思えました。

次の日からはまた父はいつもの状態に戻りました。そして、数日後楳木先生からメールの返事がきましたが、楳木先生が目を覚ますことはありませんでした。我が家の御神体御奉斎の前日に散々酷い言葉を浴びせられ、私が去年の御降臨祭で発表したかった体験談も出せなくなり、なぜ一言も謝ってくれなかったのかということについては、私が「酷い言葉を言っている時の先生の顔が一瞬悪魔のように見えました」とそれ以前にメールで伝えていたことが原因だったようです。去年末の御神体御奉斎の前日、楳木先生に酷い言葉を浴びせられていた言葉による拷問のようだったその時、楳木先生の顔をじっと見ていたら、一瞬悪魔のように見えたんです。そして、それ以降も楳木先生のその時の顔や言われた言葉を何度も思いだして苦しんでいたんです。私は先生がされたことがどれだけ酷いことだったかを先生に分かってもらいたくて敢えて悪魔のように見えましたと伝えたんですが、先生はそれで腹を立ててしまったんだと思います。そして、現在に至っているんだと思います。