173「遠隔浄霊の御守護」 平成30年12月

十二月二十二日、妹が父の入院している病院へ先生との話し合いに行きました。父の主治医の先生は以前はその病院の元院長だった方だったんですが、また違う先生に変わっていたようでした。その新しい先生の話によると、精神状態がおかしくなった父に薬を飲むように渡しても父は薬を飲むふりをして薬を捨てているそうです。それで先生も困っていると言っていたそうです。私はその話を聞いて御守護だと思いました。そう思った瞬間にまたお腹が痛くなり下痢をしました。“渡された薬を飲まずに捨てた”これこそが御守護だったんです。父もメシヤ様を信仰する信者なので薬がいけないということは分かっています。精神状態が悪化した父に何もしないままだったら父は渡された薬を飲んでしまっていたはずです。ですが、遠隔浄霊をしたことによって父に憑依する動物霊の力が弱まり、父も理性を取り戻し薬を飲むふりをして捨てることができたんだと思います。以前の父の主治医の先生は父に薬を使わずに看てくださっていたのに新しく主治医になった先生は父に薬を与えていたという事実に驚きましたが、父が与えられた薬を飲まず本当に御守護でした。

私の体験談を読んで、病院に入院させておきながら薬を拒否するのはおかしいんじゃないかと思う方もいるかと思いますが、薬を飲むから病気になってしまうんです。薬を飲むから殺人を犯してしまうんです。病院側には薬は飲ませないでほしいとお願いして父を入院させました。お酒を飲んで大発狂する父を押さえるにはどこかに閉じ込めるしかなかったんです。父を家の柱にロープで縛りつけることが許される行為なら最初からそうしています。ですが、そんなことをすれば自分が警察に捕まってしまいます。毎日大発狂する父との地獄の生活を極限まで耐え、もうこれ以上ご近所の方達を苦しめる訳にはいかなかったので入院にいたりました。

そして、メシヤ様を信仰していながら、浄霊をしていながらなんで治せないんだと思われるかもしれませんが、父に憑依する動物霊はとても強い力をもつサタンです。以前にも書きましたが、メシヤ教には邪神界の三巨頭が集結しています。三巨頭の一つ、鬼はメシヤ教代表の楳木先生に憑依していました。楳木先生が亡くなられたあとは別の方に憑依しているのかもしれません。そして、父にはサタンが憑依しました。三巨頭のもう一つ金毛九尾の狐は霊憑りでメシヤ教を狂わせました。メシヤ様の教えを分かっておられるはずのメシヤ教の信者さん方が狐によって狂わされました。今もなお狂わされている状態です。父には元々狐が憑依していたんだろうと思いますが、メシヤ教を通じてさらに強力な力を持つ狐にも憑依されました。

父にどんなに浄霊してもお酒を飲まなくさせることはできませんでした。メシヤ教が改心しない限りずっと邪神の憑依による父の大発狂は収まらないんだと思ってきました。三巨頭の悪行を止めることができるのは主神であられるメシヤ様しかおられません。楳木先生がおかしくなり、父がとてつもなく恐ろしいアルコール依存症と精神病になり、メシヤ教が霊憑り宗教となってから三年が経ちます。私は三年前の十二月二十三日のメシヤ教での御降臨祭で二度目の体験談を発表させていただくつもりでいました。それを邪神によって妨害されてしまいました。体験談を出すことができなくなり数ヵ月の間は楳木先生のしたことに対し「なんてことを」と毎日のように思っていました。ですが、こうなってしまったのは自分のせいでもあるんだと反省の気持ちもありました。私のせいでメシヤ様の御神業を遅らせてしまったんだと思うとどうお詫びをすればいいのかと申し訳なく思う気持ちもありました。

今回御降臨祭を前にして父に憑依する邪神が一暴れしたのも邪神の最後のあがきなのかとも考えられます。メシヤ様は御降臨祭をもって三巨頭を流して下さるのではないかと期待を持っています。