9「実家へ戻る」 平成28年10月

父が外で大声で奇声をあげ、近所の方を中傷するようなことを叫ぶので近所中の方達に恐怖を与え多大な迷惑をかけてしまっていて、どうにかしてほしいと近所の方からの声を親戚を通じて聞きました。父が近所の方を中傷するようなことを言い出した原因は私がその方が畑を上手に作っていることなどを誉めたせいでした。その方への嫉妬心で父は発狂してしまいました。妹は父の問題と自分の借金の問題もあり八月末には実家へ戻りました。そして、私も父が発狂する原因がメシヤ教が関係しているとやっと分かったので、父を治したいという思いとこれまでのことを何もかも書き記しておきたいという気持ちが強くなり、仕事を辞め九月末に実家へ戻りました。ただ以前実家で生活していた時も生活費のことで父とはよく揉めていて私もイライラすることが多く、父はイライラすると発狂してしまうので、またそうなることは目に見えていたのでそのことで大きな不安はありました。引っ越しは妹と妹の知り合いの方に手伝ってもらい本当に助かりました。

実家に戻りしばらくは私は父の私への攻撃に黙って耐えていました。朝拝、夕拝の時も父は全く集中力がなく、先達をしている途中でも御教え拝読をしている途中でも亡くなった母や祖母、職場の上司でもあった伯父のこと攻撃するようなことを言ったり、副守護神の天狗が暴れ出して自分の知っている知識を見せつけるかのように難しい言葉、歴史上の人物、四文字熟語などを次々に言ってきて、「分かるか?」と怒鳴って威張り散らし、私を攻撃するのが日課のようになっていました。この天狗の攻撃は私が前の体験談の中でレイキの力の根元が天狗の憑依によるものだと載せたために天狗の攻撃を受けることになったという点もあるんじゃないかと思えました。父は亡くなった私の母や母方の祖母のこともありもしないめちゃくちゃな妄想で悪者扱いし、母のことは淫売呼ばわりし、私に対しては「お前はあいつらの真似して汚いことばっかりしやがって」などと言い、父の頭の中では私が妹や妹の友達、私の友達を風俗で身を売って働かせたというふうになっていて毎日怒鳴られました。ビールを何本も飲み、夜晩ご飯を食べ終えておとなしくソファーで寝ている時には父に浄霊も取り次ぐことができました。父の額を浄霊すると自分の額がビリビリしました。副守護神の力が弱まるようにお腹の浄霊をしようとすると父は急に飛び起き浄霊を嫌がりました。

我慢はしていても発狂する父から毎日罵声を浴びせられ何度も唾をかけられあまりにも辛く、もう刺してしまいたいという気持ちになりましたが、妹が一緒に住んでくれているおかげで精神的に救われました。ですが、実家へ戻って五日目でついにもう耐えられなくなり、父の暴言に言い返してしまいました。そして、父からは唾をかけられ、私もカッとなって父に掴みかかり、大喧嘩になってしまいました。何度も何度も唾をかけられ、蹴られたり首を掴まれたりしましたが、私も父の顔を平手打ちしたり首を掴まれた時に足で何度も蹴ったりしました。妹が止めに入ってくれ終息しましたが、正直私はもう我慢の限界を超えていたので、父の顔を平手打ちしてとてもスッキリしました。ですが、普通の喧嘩ならお互いあとで仲直りもできますが、相手は精神病者です。父の精神状態は悪化しました。妹が一生懸命父をなだめて父の怒りをとめてくれましたが、妹をかなり憔悴させてしまいました。喧嘩のあと妹が泣いている姿を見て申し訳ない気持ちもありました。ですが、いくら精神病者といえど、父のやることはあまりにも卑劣なので自分を抑えることができませんでした。カッとなった瞬間自分の背中がうずきました。