386「父に面会」令和5年8月

八月十九日です。昨日ついに父に面会に行きました。父と会って会話をしたのは数年ぶりでした。妹が仕事で一緒に行けなかったため息子を一緒に連れて行きました。

父は以前よりも顔も体も痩せていました。パーキンソン病の症状があると言われていた父は少し前は自分で立ち上がることもできず、自分でご飯を食べることもできない状態だったようですが、今の父はだいぶ回復し自分で立ちあがることもできるようになっていました。歩くのも以前のようなしゃきしゃきした歩き方ではなくなっていましたが、ちゃんと自分の足で歩いている姿を見て安心しました。

数年ぶりに父と会話をしましたが、父は相変わらず伯母一家の悪口を言っていました。だいぶ薬の量は減ったと聞いてはいましたが全く薬を使ってないわけではないようなので薬の影響で以前のようなものすごい勢いで声を荒げてしゃべるということが押さえつけられているのが分かりました。薬で興奮状態になるのを抑えているのは分かりましたが思考が変わるわけではないので相変わらず父の頭の中は人を責めることしかないんだなと分かりました。

人との会話で常に人の悪口しか言えない父のことを残念に思いましたが、それだけ父にとって伯母一家は気にいらない存在なんだということも分かりました。伯母一家は我が家のすぐ近くに住んでおり、長年父は伯父伯母にたくさんお世話になって助けてもらいながら生活してきました。ですが、父は伯父伯母が言った自分の気にいらなかった言葉を恐ろしいほど根にもっており、何年も何十年も伯父伯母を責める言葉ばかりを言い続けてきました。今もって父がその状態であることを残念に思いましたが伯父伯母をかばうような言葉を発してしまえば父の逆鱗に触れることは分かっていたので、伯父伯母をかばうような発言は一切せず聞き役に徹しました。

そして、今回私が父の面会に行ったのは私が父に酷い言葉を言って父を怒らせたこと父を傷つけてしまったことを謝るためだったので、そのことはちゃんと謝りました。父は動物霊の力が強いせいかそれとも本守護神の父本来の言葉なのかは分かりませんが時々相手の心の中を見抜いているかのような発言をします。昨日久しぶりに父に会って父に私の心を見透かされました。

「お父さんが自分で立ち上がることもできなくなったって聞いて心配したんだよ」と言ったら父に「本当か?」と真顔で言われたんです。「あっ、そういえば私その話聞いた時そんなこと思ってないや」と父の言葉ではっとしました。よくそんな自分が思ってない嘘が言えたなと自分に驚きました。私は自分のブログで正直に自分の気持ちを書いてきていますが、父が薬の副作用でパーキンソン病になったと知った時心配なんて全くしませんでした。心配するどころかそうなったことで「間違った医学が罪の制裁をしてくれている」と思ったんです。そう思うほどこの六年の間私はずっと性的なことで父にされた苦しみを忘れることができず父に対する憎しみを持っていたんです。

今回私は父に謝罪するために父に面会に行ったので、その六年前の話は一切出しませんでした。父自身も常に頭の中は人を責めることでいっぱいなので、六年前玄関で私を倒して無理やり服をめくって私の胸を見たことなんてもう忘れているんだろうと思います。別にもうそのことで父に謝罪してもらいたいなんていう気持ちも起こりませんでした。

本当だったら私はもう一生父の顔も見たくないという気持ちを持ち続けていたはずなのにメシヤ様の奥津城へ参拝に行き我がとれるという御守護をいただきました。七年半前父がとてつもなく恐ろしい精神病となって私を猛攻撃するようになったのは私が父を傷つけ怒らせてしまったからでもあるんだと素直に自分の非を認めることができたため今回こうして父に面会に行き父に謝罪することができました。

あとは父が生きている間にどうにか父の心の中の人を責める気持ちをなくしてほしいです。それができれば父を退院させてどこか静かな場所で畑を作りながら生活をするという父のやりたいことができます。入院してお酒も飲めない状態となり薬も飲まされておとなしくなっている父の姿を見たらそんなふうに思いました。

ですが、父が再び入院することになってしまったのはお酒を飲んで大声で怒鳴り狂いながら親戚や施設の方の悪口を言って近所の方に恐ろしい思いをさせてしまったり、泥酔状態で道路の真ん中を歩いて通報されたり、女子高生に話かけて触ろうとするなどの問題行動を起こしたからです。それを考えたらやっぱりもう父を一人で生活させるなんて絶対に無理だなと思います。

どうにか早く退院してお酒を飲めない環境で生活するとなったらまた施設しかありません。ですが、施設にいても薬は出されます。それが嫌なら私か妹が父と一緒に生活するしかありません。ですが、父を自由にさせれば父はまたお酒を飲み大発狂して人様に迷惑をかけてしまいます。お酒を飲んで大発狂する人の姿を見たことがある人はそれなりにいると思います。ですが、父のレベルは本当にすごいんです。父と一緒に生活するのは私にはもう本当に無理です。父だって私とは一緒に生活したくないはずです。

結局この数年間ずっとこの問題で私も妹も悩み続けています。父がお酒を飲まなくなるように浄霊で御守護をいただきたいと必死に浄霊に取り組んだ時期もありました。ですが、どうしてもそれは無理でした。それは父が発狂する原因が宗教と関係していたからです。

去年十月に書いたブログでも父が問題行動を起こし警察沙汰になった話を書いていますが、その時はまたメシヤ教が関係しているんだと思いそのことを書きました。その時一番気になっていたのが、メシヤ教関係者の方がやっていると思われる「日の出会」というサイトでした。パスワードを入力しないと見れないようになっていたので講話内容などは全く分かりませんでしたが、メシヤ教を操る邪神に再び父もまた操られているんだと思ったんです。

父がお酒を飲んで大発狂するようになり再び入院となったのは今年の一月です。これがメシヤ教とは関係のないことなのであれば、浄霊で御守護をいただけるかもしれないと希望が持てます。はっきり言って父のことではもう本当に身も心もぼろぼろにされているので父がよくなるようにがんばろうという気持ちがほぼない状態なんです。それでも父が生きている以上はどうにかしないといけないです。

メシヤ教に三巨頭が集結してしまったのは私のせいだと思います。私が楳木先生に自分が思っていることを正直に伝えられなかったり、楳木先生にいろいろ配慮しながら自分の考えを伝えるのはとても難しいと行き詰まってしまったんです。そして、言ったら言ったで楳木先生は気分を害されてしまったんです。楳木先生との関係を上手く築くことができませんでした。そのことをしっかりメシヤ様にも亡くなられた楳木先生にもお詫びをし、父が御守護をいただけるように取り組んでいこうと思います。