88「私の魂」 平成29年11月

父が伯父と伯母の悪口を言うのは昔からです。母が亡くなるまでは父の攻撃のターゲットは母方の祖母と大伯母が主で、父が家にいる時の大半は母方の祖母や大伯母の悪口を聞かされ続けました。声を荒げ、いつもいつも同じことを繰り返し怒鳴っていました。私が物心ついた頃から母が亡くなるまでの約十年間です。その間にも時々近所に住む父方の伯母達の悪口も聞かされました。母が亡くなると攻撃のターゲットは近所に住む父方の伯父や伯母に変わりました。いつもいつも伯母達の悪口を聞かされました。父は狐霊に憑依されていたんです。

父が母方の祖母や大伯母、父方の伯父、伯母の悪口を長年ずっと言い続けてきたのは救世教時代からの間違いを伝えるための先祖の警告だったということは私の最初の体験談にも書いています。ですがなぜこんな分かりづらい警告の仕方で長年私も母もこれだけ苦しめられてきたのかを考えると、やはり自分達の罪の清算なんだと思います。父と母は救世教に入信してからすぐ信者さんの紹介によってお見合い結婚をしました。母は二十六歳で結婚し、四十三歳で亡くなるまでの十七年間父に苦しめられ続けた結婚生活を送りました。普通の良い家庭であれば自分の奥さん、または旦那さんの実家の悪口なんて言わないはずです。父は母が亡くなるまで十数年もの間何百回も何千回も母方の祖母や大伯母の悪口を言い続けました。いつもいつも同じことを言い続けました。母は癲癇の病気も患っていたため、母の苦しみはそうとうなものだったと思います。今考えると、原因も分からないまま亡くなるまでずっと耐え続けた母は本当に辛かっただろうな、苦しかっただろうなと思います。

メシヤ様御昇天後救世教は邪神に支配されてきているため先祖の警告もこれほどまでに厳しいものだったんだと思います。父はおそらく救世教に入信してから教団を通じて狐霊に憑依されたんだと思います。これだけ分かりづらい先祖による警告で私も母も長い間苦しむことになったのはやはりそれは世界救世教を狂わせてしまった原因がスサノオと乙姫にあり、母が乙姫の罪の贖罪のために生まれてきた人物だったからなんだと思います。そして、私も母の罪を一緒に背負い苦しんできました。私自身の罪の清算のための苦しみでもあるんだと思います。

メシヤ様が御神業の最中で御昇天された原因が乙姫にあり、母が乙姫の生まれ変わりだったんだと書いてしまうとこれを読んでいる方々、メシヤ様の信者の方々に私も母も恨みをかってしまうことになり、そうなると私も霊界にいる母も苦しむので自分のことを書いておきます。恐れ多くて自分で言うのは心苦しいんですが、私の魂は許す側の魂です。正しく言うと半分だけ許す側の魂だと言えるのかもしれません。神様のやられることは人間には分からないことばかりです。乙姫のやった罪は大変な重い罪です。ですが、その罪の贖罪のために生まれた人間から許す側の魂の私が生まれたというのは不思議でもあり、メシヤ様はいったいどのようなお考えでそんなことをされたのか想像することしかできません。