194「父の二度目の隔離室と三巨頭」 令和元年6月

六月五日、その日父が入院している病院内で二度目の大きな問題を起こしてしまいました。病院の敷地内の竹を勝手に切ったり勝手に植物の球根を掘って病院の敷地以外の人の土地に植え替えようとし、注意した病院の主治医の先生や職員の方に暴言を吐き、かなりの興奮状態だったようで、病院から父を隔離室に入れたとの連絡を受けました。前回父が病院内で暴力事件を起こしたのが一ヶ月半前の四月二十日で、その日以来毎日父に遠隔浄霊をしてきました。それなのにまた父は問題を起こしてしまいました。病院の先生と電話で話したのは妹ですが、その日は私も妹も仕事が休みだったので妹が電話をしている時もそばにおり、電話のあとすぐに御神前に御玉串料をお供えし、天津祝詞を三回奏上し、メシヤ様に父の御守護願いをしました。そして、父に遠隔浄霊をしました。妹は精神的に滅入ってしまい横になっていました。私も十分ほど遠隔浄霊をしたあと私自身も精神的に滅入っていたためと数日前からずっと背中に痛みがあり不快感があったため横になりました。背中の自己浄霊をしたところ、それまであった不快感は消えました。そして、どうしていつまで経っても父がよくならないのかを考えました。

父は昔から人の悪口ばかり言ってきた人間ですが、現在はそれがかなりエスカレートした状態です。病院の主治医の先生は父のことを妄想性人格障害だろうと言っています。父は母と結婚し、母が死ぬまでの十七年間救世教の信者であった母方の祖母や大伯母の悪口をずっと言い続けました。毎日のように声を荒げ怒鳴りながら悪口を言い家庭をめちゃくちゃにしてきました。そして、母が亡くなってからは攻撃のターゲットが近所に住む東方之光教団に所属する伯母一家に変わりました。ですが、父が攻撃するその原因が救世教、そして東方之光の間違いを気づかせるための先祖の警告であったと分かったのはほんの数年前のことです。父の妄想性人格障害は宗教が関係しているんです。

そして、今から三年半前に父がとてつもなく恐ろしい精神病と化してからは父の攻撃のターゲットが私へと変わりました。その原因はメシヤ教に三巨頭が集結してしまったためです。そしてこの苦しみは最後の審判でもあり、私や家族の罪の清算でもあります。私にまだまだ罪があるからこんなに苦しむのかと思いました。そして、思いあたることがありました。それは亡くなられたメシヤ教の楳木先生への悪い執着です。

今から三年半前に私がメシヤ教の御降臨祭で発表するつもりでいた体験談は私と同じ病気で苦しむ方達をメシヤ様に繋げるための体験談でもあったので必ず出さなければならないものでした。ですが、楳木先生との衝突があり発表はできませんでした。私には楳木先生に謝ってほしいという思いがありました。その後楳木先生は邪神による霊憑りを信じこんでしまい、先生はその罪の制裁を受けられ命を落とされました。先生が亡くなられたあとも私には先生に謝ってほしいという思いが少なからず残っていました。そして、最近になってその悪い執着が蘇ってくる出来事が起こっていたんです。

その出来事というのは最近メシヤ教を辞めた方がいて、その方が作ったグループラインに私と妹が招待されたことです。そのメシヤ教を辞めた方というのは熊本のKさんです。Kさんには楳木先生が亡くなられた一年後ぐらいに一度熊本まで会いに行きました。Kさんにはその時に三年半前に発表するつもりでいた私の体験談を渡して読んでもらいましたが、特に何の感想もなく、郵便で送り返してもらうことになりました。

グループラインに招待される少し前の先月五月二十日にKさん個人からのラインがきていました。それはKさんが作ったホームページの添付で、それには御教えと楳木先生のこれまでのメシヤ講座を抜粋したものと体験談が載せられていました。メシヤ教から離れたKさんがやろうとしていることは楳木教なんじゃないかという気持ちがあったので、私はKさんのグループラインに入る気は全くありませんでした。ですが、私の妹はすぐにグループラインに入ってしまいました。そして、そのグループラインには楳木先生の姪御さんもいました。それを見て私はさらに楳木先生のことを考え心がかき乱され、楳木先生に謝ってもらってないという悪い執着が強まってしまっていました。

父の今回の問題の原因は私にあるんじゃないかと思い、先生はもう亡くなられているんだからこんな醜い執着を持っていてはいけないんだと反省しました。そして御神前でメシヤ様に深くお詫びしました。そして、そこから自分のすべきことの行動を開始しました。それは、Kさんに間違いをお伝えすることです。霊視や霊憑りが狐霊によるものだということとメシヤ教が昨年平成三十年六月十五日に天照皇大御神様をお迎えしたと言っていることについて私の意見をお伝えしました。Kさんは残念ながら理解されませんでした。父がおかしくなったのはメシヤ教が関係しており、その責任は私にもあります。今回父がまた問題を起こしたのはメシヤ教やメシヤ教関係者がまだ目を覚ましていないためだったんだと思います。メシヤ教を辞めたKさんが楳木教と思えるようなサイトを始めたことにより三巨頭もまだまだ力を落としていないというのを見せつけてきたのかもしれません。

明日六月十日、妹と父の入院する病院に主治医の先生との話し合いに行きます。父が隔離室に入れられた日の病院からの電話では薬も飲まないしこれ以上入院させることはできないと言われていました。父が薬を飲まないのは本当に御守護です。あれから数日経っており今もまだ父は隔離室に入れられたままですが、精神状態は落ち着いているようです。明日強制的に父を連れて帰らされるというそんな恐ろしいことは絶対に受け入れられません。そんなことにならないようメシヤ様に祈るしかありません。