125「久しぶりのフレーフレー」 平成30年3月

三月七日、その日も父は大発狂しました。私が仕事を終え家に戻ったのが夕方五時頃で、その時父は庭にいましたがかなりお酒を飲んでいたようでした。その日は何日かぶりに妹が実家に来てくれていました。私が家に着いてすぐ、父は玄関先から大声で私への暴言を叫びました。そして、数ヵ月ぶりに父が「フレーフレー裕美」と大声で叫びました。隣近所の方達への批判も大声で叫びました。名前を出して大声で叫ぶので、隣近所の方達には本当に申し訳ない思いでした。父がまた「フレーフレー」と大声で叫ぶようになりとてもショックでしたが、その時に出てきた名前が私の名前だけで、隣近所の方達の名前を出して「フレーフレー」と叫ばなかったことだけは救いでした。

その日は妹がいたのですぐに妹に父を止めに行ってもらいました。家に入ってくると父は台所にいた私を見るなり気違いのごとく醜い表情をしながら私への暴言を吐き続けました。とても醜い醜態でした。そして、私が唖然としながら父の表情を見ていると、父は怒り狂い私に掴みかかってこようとしました。すぐに妹が父を引っ張り押さえつけてくれましたが、その日妹が家にいてくれなければ運悪く父に掴まって暴力を振るわれていただろうと思います。

いったん父の勢いが収まってから自分の部屋に戻り父に向けて浄霊をしました。父の額や眉間の奥に想念を向けて浄霊をすると自分の額に響きました。その時の発狂は父の二体いる副守護神のうちの狸霊による発狂だったんだろうと思います。左側のお腹へ向けて浄霊するとあくびが止まりませんでした。その後父は発狂することはなく、居間のソファーで夜中まで寝ていました。