44「父、東方之光教団の祭典に行く」 平成29年3月

三月五日の日曜日、父は東方之光教団の祭典に行ったようでした。まさかの事態に驚きました。救世教時代から父を支配してきた狐はまだまだ父を操る気でいるんだと思いました。メシヤ様に救世教時代から教団を支配してきた邪神が改心するよう御守護をお願いしました。ですが父は相変わらず毎日発狂し暴れました。救世教、東方之光、メシヤ教と教団が邪神に支配されていることが自分で理解できた時から悩み考えていたことですが、教団が邪神に支配されていることを全く知らずにいる熱心な信者さん方が数多くいる中で支配する邪神の改心の御守護願いをしてもそれは間違いなのかなと考えていました。個人それぞれが気づき、これまでの間違いをお詫びし、動いていかなければいけないことなんだと思います。私は教団統一の願いも持って体験談を作っていますが、話し合いだけで簡単に教団が一つにまとまるなら楽なことですがきっとそんな簡単なことではないんだろうなと思います。信者さん方も所属する教団のやり方に流されるままではだめなんだと思います。個人それぞれが動いてしっかりしていかないと邪神は容赦なく隙を狙ってくるんだと思います。

父は朝四時頃目を覚まし布団の中や居間で一時間以上も狂った暴言を吐く日が何日も続き、私と妹も睡眠不足が続きました。夜はお酒も入りさらに発狂する父に妹も耐えきれず言い返し、父が大暴れしてまた家の中もめちゃくちゃになり妹も怒りと辛さで自分の部屋で涙を流していました。早く父をどうにかしないと妹も限界を超えてしまうと思いました。発狂して怒鳴り狂い猛攻撃をしてくる父をロープで縛って家の裏手の山の急斜面から投げ落としたい、ロープで縛ったままどこかの山に捨ててきたい、家に灯油をまいてしまいたいと何度も何度も思い耐えてきましたが、妹も私と同じ気持ちだと思います。もしも父の攻撃のターゲットが妹に変わり、以前私が何ヶ月もされたように父が毎日のように妹に唾をかけるようなことがあればおそらく妹は本当に父を刺し殺しただろうと思います。どうにか私も耐えに耐えながら生活していますが、もしも妹が限界を超えて父を刺し殺してしまえば邪神の思うつぼになってしまいます。最近は妹にもよく浄霊を取り次いでいますが、妹の精神が崩壊しないようにするためにも妹への浄霊も欠かせないなと思いました。

妹が苦しむ姿を見て私もまた父への浄霊の取り組みに意欲が出ました。最近の父は明らかに睡眠不足が原因で発狂しています。不眠不足の原因は右側延髄と御教えにあるので、延髄と熱のある首の両サイドと前肩を中心に隣の部屋から父に浄霊しました。浄霊したその翌日は父はよく寝れたようで久しぶりに機嫌のいい父の姿を目にすることができました。浄霊さえできれば着実に父はよくなっていくだろうということは理解できても精神病が完全に治るまでどのくらいかかるか分からず、朝機嫌が良くても夜になればまた大声で怒鳴り狂うという状況が続くとやはりどうしても浄霊する気力がなくなってしまいます。できることなら親子の縁を切って父と離れて生活したいですが、父がご近所に迷惑をかけるほどの精神病である限り私は二度までもこの家を出るわけにはいきません。ですが、この先ずっと父と一緒に生活しなければならないのかと考えるとものすごく憂うつで辛くなります。こんな状態が続くなら私は長く生きたいとは思わない、だけどまだ幼い子供を残して死ぬわけにはいかない、子供が大きくなるまであと十年は何が何でも頑張って生きないとだめだと考えることも何度もありました。たとえ父の精神病が治ったとしてももう私は父と一緒に生活はしていきたくはありません。周りからはいろいろ言われるかもしれませんが、父の精神病が治ればすぐにでも家を出て行きたいと思っています。

このままでは自分の精神ももたないと思い、自分の明るい未来を想像してみました。子供と二人で生活していくなら現実的に考えたら家賃の低い公営住宅でないと生活はできないと思いますが、私は可愛らしい一戸建てに住みたいという願望があるので、たとえ母子家庭であっても一生懸命働いて稼げば借家の小さな一戸建てに住めるかもしれないと期待を膨らまし、住む家を想像したらそれだけで心が明るくなりました。今の地獄の生活から這い上がり幸せになれる日が来ることを想像すればまた父への浄霊もがんばろうという気持ちになれました。