371「父、パーキンソン病に」令和5年6月

六月七日になりました。一昨日の五日、私は昼間から軽い頭痛がありました。仕事が終わり家に着いてからはかなり頭痛が酷くなり、少し嘔吐もしました。久しぶりに起こった酷い頭痛で、普通に座っていることもできず、御神前で倒れこむような状態で自己浄霊をしました。ですが、どこを浄霊しても手応えを感じず、痛みは治まりませんでした。空腹の状態だったので余計に吐き気が起こり、頭痛と吐き気でふらふらの状態で冷蔵庫にあった残り飯でおかゆを作り、少しだけおかゆを口に入れ布団に入りました。布団に入ってすぐ息子が温かいお茶を煎れて持ってきてくれ、何度か吐いて水分も足りていなかったので、そのお茶がとても美味しく感じました。

九時間ほどたっぷり寝て朝目が覚めた時にはもう頭痛は治っていました。そして、携帯を見たら前日の夜に妹からラインがきていました。父がパーキンソン病の症状があると父が入院している精神病院の先生に言われたんだそうです。父が最近おかしくなっているということは少し前から妹から聞いていました。ですが、症状だけ聞いても私には何の病気かが分からずにいたんですが、どんどんおかしくなっていく父について言われた病名がパーキンソン病でした。パーキンソン病という病名だけならテレビやネットで知っていましたが、具体的にそれがどういう症状なのかということはよく分からずにいました。ですが、父がパーキンソン病の症状があると言われたことで初めて理解できました。

一ヶ月ぐらい前だったと思いますが、妹が父が入院する精神病院に父に面会に行くと父は手首を下に曲げて歩き方もちょこちょこ歩きになっていたと言いました。妹が父の真似をしてみせてくれたんですが、手は幽霊が恨めしや〜とやる時のようなしぐさで、歩き方は以前のしゃきしゃきした大股の歩き方ではなく、足が広がらないのか歩幅もかなり狭くちょこちょことしか歩けなくなってしまったようでした。そして、つい先日父に会った時には父はもう自分でご飯を食べることもできなくなり、看護師さんにご飯を食べさせてもらっていたそうです。

妹からのラインを見てさっそくパーキンソン病についてネットで調べてみたら、パーキンソン病ドーパミンが減って起こる病気だとありました。それを見た瞬間それなら百パーセントパーキンソン病抗精神病薬の副作用で起こる病気だったんだと思いました。妹から父が薬を飲んでいると聞いていたからです。すぐ興奮状態になる父はおそらく抗精神病薬を飲まされていたんだと思います。ここ最近では夜眠れず父自ら睡眠剤をもらったりしたこともあったそうです。ネットで抗精神病薬の副作用について調べたらパーキンソン病の症状が起こるとちゃんと書いてありました。

父が再び精神病院に入院したのは今年の一月でした。それまで父は施設が管理するアパートで一人暮らしの生活をしていたんですが、父は厳しく注意されていたにも関わらずこっそりお酒を買って飲むようになってしまい、女子高生の後ろをついて歩くなどの問題行動を起こしたり、飲み屋に行って泥酔状態で道路の真ん中を歩いて帰るなどの問題行動を起こしたり、また以前のように大声を出すようになって同じアパートに住む方達に怖い思いをさせて迷惑をかけたりするなどもうどうしようもない状態となってしまい、再び入院となってしまいました。もちろん薬による治療を望んでいるわけではなく、お酒を飲めない環境が必要だったためです。これだけの問題を起こしてしまっている父を預かってくれる所が病院しかないからです。

入院当初は父は処方される薬を窓の外に捨てていたようです。それを聞いて私も父が薬を飲んでいないことに安心していました。これなら私が病院に父に薬を飲まさないように頼まなくても大丈夫そうだと思っていました。ですが、病院側はそんな状態を許すわけもなく、ずっと薬を拒否していた父も諦め薬を飲み始めてしまったんだと思います。父がいつから薬を飲み出したのかははっきりとは分かりませんが、父は徐々に薬の副作用でパーキンソン病の症状を引き起こしていったんだろうと思います。今ではもう自分でご飯を食べることすらできない状態なので、「パーキンソン病の症状がある」という軽く聞こえるレベルではなく「重度のパーキンソン病」になってしまっています。

病院の先生は父のパーキンソン病の症状を薬で治しますと言ったそうです。薬を飲んだせいで父がパーキンソン病になったことは妹も理解しており、このまままた違う薬まで飲まされればまた新たな病気になることだって妹も分かっています。妹は父を退院させてまた一緒に生活するべきかと今真剣に悩んでいます。

本来なら父が建てた家で実家暮らしをしている私が父の面倒をみるべきなんですが、私にはどうしてもそれができません。六年前から何度も何度も書き続けていることですが、六年前、お酒を飲んでおかしくなっていた精神病の父に玄関で倒されて服を無理やりめくられ胸を見られたことが今でもどうしても忘れることができず、今もまだ父と会うことすら拒否している状態だからです。以前二年二ヶ月もの間精神病の父にありもしない妄想で卑猥な言葉を大声で散々浴びせられ、暴力も振るわれ、地獄のような苦しみを味わいましたが、それらのことは許すことはできます。ですが、父に倒されて服をめくられ胸を見られたことだけはどうしても許すことも忘れることもできません。そんな状態なので私が父と一緒に暮らし、父の面倒をみるということはどうしてもできないんです。それに父はご近所の方達にもそうとうな恐怖を与え迷惑をかけてしまっているので父を家に戻すことなんてもうできないんです。父のようなアルコール依存症を伴う精神病は本当に大変なんです。本当にどうすればいいのか分からず困っています。以前にも書いていますが、東方之光教団の療院を薬を一切使わず精神病者を預かってくれる施設に変えてほしい、浄霊一本の本物の療院に変えてほしいと願ってきましたが、そんな動きはないのかと気になっています。

一昨日私に起こった酷い頭痛はまた父の霊の曇りの移写だったんだろうと思います。側頭部を中心に脳の中全体の浄化といった感じがしました。薬の服用によりドーパミンが遮断され父の脳内は悲鳴をあげている状態だったんだと思います。

これも以前にも書きましたが、もし私に生殺与奪の権を与えてくださったら私は性的なことで何かした人間はすぐに殺します。レイプなどする人間はもちろんのことですが、親子間であれば無理やり胸を見るなどのことであっても一瞬で息の根を止めると思います。畏れ多いことかもしれませんが私はメシヤ様よりその権限をいただいていると思っています。人間は誰しもお腹の中に副守護神がいますし、それ以外の動物霊が憑依している人もたくさんいるので、性的なことで危険なレベルの思考を持つ人はたくさんいると思います。頭の中でいやらしいことを考えることは許されても実際に行動に起こせば終わりです。

父がこの六年間生き続けてきたのは私にとっては試練でもありましたが、これから先私が人救いのメシヤ様の御用をさせていただくためには父には生きてもらって父のような精神病者の状態を知る必要があったんだとも思っています。妹が父と一緒に生活する覚悟を決めてくれるかどうかはまだ分かりませんが、私はまた父への遠隔浄霊に取り組んでいくつもりです。