369「彼への感謝と今後について」令和5年5月

五月二十三日になりました。今日で十一連休も終わります。これまで三年にわたり彼のことをいろいろ書いてきましたが、最初の一年はメンヘラ女性との関わりで泥沼の恋愛の話ばかりで、二年目には彼がサイコパスであったことが分かり、彼への恐怖と疑問を抱えながらも彼の魅力に惹かれお付き合いが始まり、そこからは彼の恐ろしい部分、サイコパスの部分についてばかり書いてきていたと思います。ですが彼は恐ろしいばかりの人間ではありません。今日は彼のいいところ、彼に感謝していることを書こうと思います。

私が彼に一番感謝していることは彼が息子といろいろ遊んでくれたおかげで息子が変わったということです。彼は息子に卓球やバドミントン、ボクシング、水泳といろんなことを教えてくれていっぱい遊んでくれました。去年彼と息子と三人でプールに行った時には彼が泳ぎ方を特訓してくれ、それまで全く泳げなかった息子が泳ぎ方のコツが分かったとたんいきなり五十メートルを泳ぐことができました。その時は本当に驚きました。私は小学六年生の時にスイミングスクールに一年通ったおかげで六年生の時だけは泳げたんですが、中学生以降は全く泳げなくなっていたので私が息子に泳ぎ方を教えてあげることもできず、学校での水泳の授業でも全く泳げるようにならなかった息子が彼からクロールの息継ぎのやり方を教えてもらったらいきなりそのまま五十メートル泳げてしまったんです。その時は五十メートルのプールで二回泳ぎきりました。本当にその時は嬉しかったです。他にも彼には自転車の乗り方も特訓してもらい息子は自転車にも乗れるようになりました。息子は平衡感覚が鈍いので自転車に乗れるようになるまで時間がかかりましたが乗れるようになるまで数日間彼が息子に付き添って教えてくれました。息子は体育は得意ではないんですが、彼が家でしょっちゅう卓球を一緒にやってくれたので息子は卓球も上手になりました。

そして、何より彼に感謝していることはそうやって彼が息子と遊んでくれたおかげで息子が甥っ子と遊んでくれるようになったことです。息子と甥っ子は歳が七歳離れています。彼と出会う前までは甥っ子が息子と遊びたくて寄ってきても息子はいつも本気で甥っ子を嫌がっていました。それは息子がそれまでろくに遊んでもらった経験がなかったからだと思います。家にいる時はいつもゲームやマンガ、テレビばかりで私も息子と一緒にスポーツをしたり遊んだりしたことも数える程度だったので、息子は自分がやってもらってもいないのに甥っ子と遊んであげるなんてできるわけもなかったんです。妹が仕事が忙しかった時に彼の家で甥っ子を預かったことが何度もありました。その時彼は息子と甥っ子と全力で戦いごっこをして遊んでくれました。彼は子供と遊ぶのがとても上手で息子も甥っ子も毎回とても大はしゃぎで遊んでいました。私の妹もシングルマザーのため甥っ子には父親がいません。なので、彼の家に行けば彼がいつも戦いごっこをして遊んでくれるため甥っ子も彼のことが大好きでした。私と彼が別れて九ヶ月経ちますが、甥っ子は今でも彼の家に行きたがっています。彼が何度も息子と甥っ子と戦いごっこをして遊んでくれたおかげで息子は甥っ子が我が家に来た時にも甥っ子のことを嫌がらず甥っ子と遊んでくれるようになったんです。

彼はサイコパスではあるものの子供のことは本当によくしてくれました。それなのに彼とは九ヶ月前子供のことで喧嘩をしてしまい、そこから別れることになってしまいました。いろんなことをひっくるめて私ももう疲れてしまったんだと思います。ですが、別れたあとも結局は私はこうやって今でも彼のことを引きずっています。

今年の一月に彼の家の不燃ごみの中に捨てられていた二人の幼い子供の写真が待ち受け画面になっていた女の人の携帯のことはいまだ分からないままです。彼はその携帯の持ち主を「食った」と言いました。そして、目の前のキッチンの棚から包丁を取り出して「塩分がついて錆びてる」だの「世の中には知らない方がいいこともあるんだよ」だの恐ろしいことを言いました。その携帯をこっそりどうにか持ち出して警察に届けるべきかとも迷いましたが、こっそり持ち出せるような状況ではなかったですし、無理やり持ち出そうとすれば私は彼にその場で殺されていたはずです。そして、何より黒龍に憑依されている彼はその女の人を殺して食ったと思いこんでいる可能性があるので私はどうすることもできずにきました。それに私を恐がらせるために彼に憑依する黒龍がわざとそういう恐ろしいことを言っている可能性もあります。

真実を知り得る能力を授けていただけるんじゃないかという期待を持って私は今生活しています。六月十五日まであと二十三日です。もしその日何も起こらなければ、何の能力も授からなければ、本物の霊能力がある方を探し出し彼の真実を教えてもらいたいと思っています。私が警察に行く行かないはそれしだいです。

明日からはまた仕事が始まりますし、六月からは職場の業務が拡張されるため今まで以上に仕事が忙しくなります。といっても仕事復帰してからのこの九ヶ月間があまりにもきつかったためと児童扶養手当の返金がもうすぐで終わるため来月からは勤務時間を少し減らしてもらうことにもなっています。仕事が忙しい曜日とそうでない曜日で時間調整していくつもりです。またしばらくはこのブログの作成もできなくなると思いますし、去年の十月を最後にブログの更新はずっとしていませんが彼の真実を知り得るまではこのブログを公開するわけにはいきません。

明日からまた仕事をがんばりつつ六月十五日を迎えるまで待とうと思います。