329「世界救世教いづのめ教団とEM菌」 令和4年2月

二月十五日になりました。数日前に掲示版でいづのめ教団のEMについての投稿が続いていました。実をいうと私はEMのことはあまり詳しく知りませんでした。掲示版や他のネット情報でいづのめ教団が自然農法ではなくEM菌を使っているということ、それが御教えに反しているということは知っていましたが、そのEM菌がいったい何なのかということを具体的に知らないままでした。

ネットで調べたらEMはEM菌というものが存在するのではなく、乳酸菌、酵母菌、光合成細菌などの微生物の集まりとありました。EM農法は元々土にいる微生物を人工的に入れて増やしているということなんだと理解しました。

それぞれの野菜に必要な栄養分を土自体が作り出してくれるので肥料は必要ないと御教えにありますが、それまでの肥毒が抜けいい土になるまでに年数がかかるために自然農法がうまくいかず、いづのめ教団は手っ取り早いEM農法を取り入れてしまったのかなと想像しました。EM農法で作られた野菜を何度か食べたことがあるんですが、正直言ってあまりおいしくありませんでした。匂いも独特な変な匂いがしました。土に必要以上に多い微生物がいるせいで野菜そのものの本来の味や匂いが変わってしまっているんだと思います。乳酸菌、酵母菌そういった微生物の影響が強すぎるんだと思います。土本来の力を活かした自然農法の野菜とは全く違っていると思います。

問題なのはそういった御教えとは違う農法をメシヤ様を信仰する教団が取り入れ国内外に広めてしまったことです。間違った農法を多くの人達に広めてしまった責任は重いと思います。世間に向けてもしっかり謝罪しないといけないことだと思います。といっても長年EM農法を信じてやってきたいづのめ教団の方々はいくら指摘されてもなかなか考えが変わらないのかもしれません。自然農法に関するメシヤ様の御教えをしっかり何度も拝読すれば目が覚めるのかもしれません。