313「十一回目の参拝」 令和4年1月

一月八日の土曜日の夜は彼を我が家へ招き泊めました。彼を御神前で清めていただくためです。本当は夕拝も一緒に彼に参列してもらいたかったんですが、私が宗教を押しつけているように取られると困るので彼に一緒にお参りをするか聞いてみたところ彼は居間で待っておくということになり一緒に夕拝はできませんでした。ですが、私が一番重要に思っていたのは彼を朝拝に参列させることです。次の日の九日の日曜日、その時は有無を言わさず彼を朝拝に参列させました。有無を言わさずと言っても彼に明るく優しく「一緒にお参りしよう」と言って彼の腕を引っ張っていっただけです。正確ではないんですが、彼が我が家の朝拝に参列したのはおそらくその時が十一回目だったと思います。何としても彼を清めていただきたい、彼が人を殺し人の肉を食べたというのが本当のことなのか、それとも彼の幻覚と思い込みなのかどうかをはっきりさせたいという願いを持って朝拝を行いました。

その日はそのあと彼と一緒に釣りに出かけました。途中トイレに行きたくてコンビニに寄った時のことです。トイレの前で並んでいたら急にぎゅっとお腹が痛くなりました。水便のような下痢でした。今までに何度も起こっている何か気づきがあった時に起こる下痢と一緒だったんですが、その時に起こったお腹の痛みは今までの気づきがあった時の痛みよりも強い痛みでした。ただ、私がその時に何を考えていたのかということが思い出せません。おそらく彼のことで気づきがあったんだろうとは思うんですが、肝心の内容が分からないままです。人殺しも人食いも本当にやっているんじゃないかと不安な気持ちを抱えながら彼と出かけていたんですが、結局どっちなのか分かりません。

一月も三分の一が過ぎました。この一ヶ月の間に私はブログの準備をして、彼のことも真実をはっきりさせたい、メシヤ様に真実を教えていただきたいと願っています。