293「神発言」 令和3年8月

八月二十二日になりました。彼とよりを戻してからもうすぐ三ヶ月が経ちます。彼が人を殺し人の肉を食べたという発言をしたのが五ヶ月前の三月二十九日で、口封じに脅され彼から離れた期間が二ヶ月ありましたが、その期間も私は毎日彼のことを考え、彼も私のことを想ってくれていたようで再びよりを戻すことになりました。よりを戻すといっても以前は婚約を破棄した女性との問題でごたごたしていたためと子持ちの私と向き合うことに迷いがあり彼は私にちゃんと「つきあって」という言葉をくれていませんでした。ですが二ヶ月離れていた間に彼は私のことを真剣に考えてくれていたようで、今は彼とちゃんとお付き合いしています。彼が人を殺し人の肉を食べたという話には一切触れていません。私はそれが彼の幻覚による思い込みなんじゃないかと思ってきました。なので、彼の身魂を清めていただき事実がはっきりと分かるようにこの三ヶ月の間彼が我が家に泊まりに来た時に朝拝を一緒にしないかと彼に促し一緒にお参りをしました。元々彼には私が神様を信仰していて朝晩神様にお参りしているという話はしていたため彼も何も嫌がらずに参列してくれました。彼の身魂を清めていただけるようにとの願いを持って天津祝詞を奏上しました。初めて朝拝に参列した時彼は「神様きれい」と言っていました。長年剣道をやっていた彼は座っている時の姿勢、お辞儀の仕方もとてもきれいでした。

もう二ヶ月ぐらい前の話になりますが、三度目の朝拝を経て数日経ってからのことです。夜電話で彼と話をしていたら彼が「俺は神だ」、「神だった」と言いだしました。だいぶお酒を飲んだ状態で話していたので邪神にやられたのかと思いました。いったい彼に何が起きたのか、邪神にやられたのかと疑問を持ちながら彼の話を聞きました。その時彼は自分が生まれる前の霊界の話をしました。霊界で何をしていたのかと聞いたら「裁いていた」と言いました。

確証はないんですが私は彼は大国主の生まれ変わりだと思っています。なので「霊界で裁いていた」なら確かにそれは間違いではないと思いました。御神前で参拝をしてメシヤ様からの御光をいただいて身魂を清めていただくうちに彼はメシヤ様から霊界での記憶を一部思い出させていただくという事象が起こっていたんです。彼は大昔に霊界にいた時の記憶も一部蘇らせていただいていたようで、人間生活の進化など霊界から見ていて「こいつらやるな」と思って見ていたようです。例えば海の牡蠣です。元々食べるものではなかったのを人間が殻を開けて牡蠣を食べる姿を霊界から見ていて彼は感心していたようです。

そして悪について彼に質問をしてみました。この世の中を支配しているのはユダヤなのかと聞いてみました。すると彼は悪という言葉は一切使わず、「頭のいい人間はインドにいる」と言いました。本当はこんな話は誰にも言ってはいけないようで口留めされました。私との出会いについても決まっていたことだったようで、彼は「裕美さんと出会うことも決まってたんだよ。やっと出会えた」と言っていました。だいぶお酒を飲んだ状態でしゃべっていたので、彼の副守護神がしゃべっていたんだろうと思います。神様かあるいは彼の先祖が彼に彼の身魂、彼の宿命についての一部を彼の副守護神に話した、伝達したということなのかなと思いました。

そして、昨日彼がうちに泊まった時のことです。彼は「俺は水の神だ」と言いました。またお酒を飲んだ時に言ったので彼の副守護神がしゃべったんだと思います。私はこの三ヶ月彼に「本当に人を殺したの?本当に人の肉を食べたの?」と聞きたくても聞けませんでした。もしそれが本当のことであったとしても彼は「あの話は冗談だった」とごまかすだろうと思っていましたし、幻覚による思い込みだったとしてもやはりごまかすだろうと思っていたので、彼が御神前で天津祝詞を聞いてメシヤ様から御光をいただき身魂が清まっていけば本当のことが分かる、動物霊による幻覚と思い込みもなくなると考えていました。

二ヶ月半ぐらい前の彼が我が家で一緒に朝拝をするようになってまだ一度目か二度目ぐらいの時でしたが、彼が夜お酒を飲んで酔っ払った状態で電話で話をしていた時にふと彼は「俺のこと殺人、、犯罪者だと思ってるでしょ?」と聞いてきたことがありました。その時私は動揺して話をそらしてしまいました。一ヶ月ほど前に彼と二ヶ月離れていた時のことを話した時にも「あの時俺のこと犯罪者だと思ってたでしょ?」と聞かれました。たしかその時も彼はお酒を飲んだ状態で話していたと思います。私は彼のことをサイコパスだと思っています。彼は人一倍善人だと思う部分もあれば人一倍残酷なことをする一面があります。彼は邪神の操り人形になってしまう一面があります。なので、彼が豹変することを恐れて彼の言葉をはぐらかしてしまいました。もっと彼の身魂が清まってからでないとその話には触れられないと思いました。

今現在彼は七回ほど御神前で一緒に参拝をしており、彼がだいぶ清まってきていると感じています。人を殺し人の肉を食べたという彼の幻覚と思い込みはおそらくもう彼の頭の中から消えているように思えます。いつかタイミングを見計らって彼にそのことを聞いてみようと思っています。