333「彼とは別れるもワクチン接種で心配で」 令和4年3月

三月二十四日になりました。ここ一ヶ月ほどは平日は夕方まで体験談の読み直しと修整に没頭し、週末は彼と息子との時間を有意義に過ごしていました。といっても一週間ほど前にまた私は彼と別れ、すぐにまた彼に連絡をしてしまうということをやってしまっています。なぜ別れを決意したかというと、児童扶養手当をもらって生活しているのに彼との結婚まであと一年待たねばならず、児童扶養手当の不正受給になってしまうということで悩みすぎて精神状態が限界に達してしまったからです。

嘘をつくわけにはいかないので正直に書きますが、息子が夏休みに入った去年の七月末から私は息子を連れほぼ毎日のように彼の家に泊まりに行っていました。同棲を始めようとしたわけではなく、何日も続けて泊まりに行くうちに毎日彼の家に行くことが日課のようになってしまいました。彼を我が家に招くことも時々ありました。八月に児童扶養手当の更新の手続きがあったんですが、その時にアンケート用紙に交際相手がいるかという質問に対し、いるに○をしました。そして、月にどのくらい会っているかという質問には週に一度くらいと書いたと思います。その時点ですでにほぼ毎日彼の家に泊まりに行っていたので週に一度というのも嘘になってしまうので罪悪感を感じました。ですが、その時点では半同棲のような状態が長く続くなんて考えてもいませんでした。

書類には月に二回以上交際相手の訪問があれば事実婚とみなし、遡って児童扶養手当を返金しないといけない場合があるというふうに書かれていました。月に二回以上の訪問で事実婚とみなされるというのはさすがに厳しすぎると思えます。ですが、世の中には意図的に婚姻関係を結ばず児童扶養手当を不正受給している人も少なからずいるんだと思います。そういった人達への警告も含めてそういう厳しい決まりがあるんだろうとは思います。私は不正受給という悪いことなんてしたくないんです。それなら児童扶養手当を切ればいいだけの話なのかもしれませんが、彼に生活費を援助してもらっているわけではないので児童扶養手当をもらわずに生活していけるかどうか全く分からないので不安になります。

ほぼ毎日彼の家に泊まりに行っていた理由は彼が一緒に生活してみないと結婚できるかどうか分からないという考え方だからです。彼は一度結婚生活を経験していますが奥さんが家事をあまりしない人だったようで彼も大変な結婚生活を送っていたようです。彼は一人目の子供とは血が繋がっていません。いろんな葛藤があって子供の父親になると決めて結婚したのに奥さんが家事をまともにできないというのは彼にとっては地獄のような生活だったのかもしれません。同じ間違いをしたくない、同じ苦しみを味わいたくない、次こそは失敗するわけにはいかないという思いが人一倍強いので結婚に対して彼はものすごく慎重です。前の奥さんも全く家事をしなかったわけでもないでしょうし、彼が神経質だったため彼が家事を何もかも自分でやってしまっていたんだろうとは思います。ただ、奥さんはあまり料理もせず、だいたいいつも買ってきた惣菜かマックばかり食べていたと聞いているので、それだと彼も再婚に慎重になる気持ちも分かります。奥さんが仕事で帰りが遅く晩ごはんが買ってきた惣菜ばかりになるというならまだ話も分かるんですが、奥さんは午前中で終わるパートの仕事をしていたそうなので、それなのにご飯を作らないというのは彼からしたらありえないことだったんだろうと思います。子供の離乳食やご飯も彼が作っていたそうです。

そういったことも聞いていたため私は仕事が終わったあとはいったん家に帰り、夕拝をしてから息子を連れ毎日のように彼の家に行き、彼の家で晩ごはんを作り三人で晩ごはんを食べ、彼の家でお風呂に入り、彼の家で寝ていました。彼は毎日朝五時半に起きて自分でお弁当を作り自分で朝食を用意して食べて仕事に行っていました。私は朝が弱いので彼の時間に合わせて起きるということがなかなかできずにいたんですが、五ヶ月経った頃からは私も早起きをして彼のお弁当と朝食を毎日用意し、皿洗いまで終わらせてから息子を連れて自分の家に帰り息子を学校に行かせるという生活をしてきました。

彼も私と結婚できると判断してくれて結婚することにはなっているんですが、それは一年後です。彼が婚約を破棄したメンヘラ女性が精神状態がおかしくなって彼の職場に何度も何度も電話をかけ職場に大迷惑をかけてしまったり、婚約破棄で慰謝料を請求され調停になったりなどいろいろあったため彼もすぐには結婚なんてできないからです。私の息子が今小学五年生なので、小学校を卒業するまでは今の学校に通わせた方がいいだろうという彼の考えもあります。

彼の考えは理解しているんですが、私は早く結婚して子供を産みたいという気持ちがありますし、結婚もしてないのに毎日のように彼の家に泊まりに行くのはご近所からもよくは思われていないはずですし、児童扶養手当のことで悩みが膨れ上がってしまい、結婚をあと一年待つなんて耐えられないという思いに駆られ、三月初めに彼と話し合い彼の家に泊まりに行くのは毎週週末の三日間にするということになりました。そうすることで彼が結婚を早めてくれることを期待していました。

彼は過去にうつ病を患い精神状態が不安定になるため夜一人で寝ることができません。不眠症のため彼は以前は睡眠薬を飲んで寝ていました。私が彼の家に行かなくなったことで寂しさに耐えきれず結婚を早めてくれると期待したんですが、それでもやっぱりだめでした。彼は夜一人で精神が不安定になりほとんど寝れないまま仕事に行っているにも関わらずそれでもやっぱり結婚を早めるという考えにはなってくれませんでした。作戦失敗でもうこれ以上私も待てないという気持ちが限界に達し、一週間前に彼に別れを告げました。

ところがその翌日彼は三度目のコロナワクチン接種を受けたそうで、その次の日にワクチン接種後お酒を飲んで具合が悪いとインスタグラムに投稿しており、それを見て驚きと心配の気持ちで私はまた彼に連絡してしまい彼の家に行ってしまいました。彼にはワクチンは危険だと何度も何度も言ってきましたし、彼も三度目はもう打たないと言っていたにも関わらずやってしまったことにとてもびっくりしました。職域接種で半ば強制のようなものなので仕方がないと言えば仕方がないです。彼は熱を出して解熱剤も飲んでいました。私が彼に「死にたいの?」と説教すると「そうです」と返されました。彼は浄霊を全く信じていないんですが、彼にたっぷり嫌味を言いながら熱を出して寝ている彼に浄霊をしました。そして、彼とはまたそのまま縁を切れずにいる状態で今にいたっています。彼との関係が今後どうなるのかよく分かりません。

彼とは約七ヶ月に渡り半同棲のような形になってしまったため児童扶養手当に関しては返金する覚悟ではあります。ですが、結婚するまでの準備期間としてある程度は児童扶養手当受給者も同棲や半同棲を許可してもらわないと精神的にもとてもきついなと思います。