248「彼との約束」 令和2年10月

十月六日と七日に彼とラインのやり取りをして、結局また彼はうつ病の女性と別れられていない状況だと分かりました。七日の夜、彼のインスタの投稿を見たら彼が病んでる状態に思え心配でたまらなくなったので彼に電話をかけてしまいました。電話は繋がりませんでした。そして、夜中の三時半頃彼からのラインがきていました。一緒にいる時に電話がきて大変だったんだけど、ときていました。あれだけ固くもうよりを戻さないと言っておきながらすぐにまたよりを戻したのかと驚きました。その女性にやっぱりまた死に物狂いで泣きつかれたんだろうと思いました。

ですが、正直スカッとしました。彼はこれまでずっとその女性に私のことを隠し続けてきていたんです。その女性が一緒にいる時に私が電話をかけたため、彼はそうとう慌てただろうと思います。私は彼がその女性に私の存在を打ち明けて私に戻ってきてくれることをずっと願っていたんです。ですが、彼はそんなことをする気は全くなかったようなので、彼が私を想ってくれているわけではないことは分かっていました。ただ私が未練がましく何度もラインを送るので返してくれていただけなんだと思います。彼がその女性に私の存在を打ち明けない理由は言えばその女性が死んでしまうからだと言っていました。たしかに依存が強くうつ病で死に物狂いですがりついてくるその女性にそんなことを話せば当然傷つけてしまいますが、その女性は二度も不倫をして人の家庭を壊している人間です。そういう人が自分が浮気をされ捨てられそうになったらほんとに死のうとするんだろうかと疑問に思ってしまいます。その女性は俗にいうメンヘラなんだと思います。メンヘラの人は本当にそういうことをしてしまうのかもしれません。その女性はもう十年も睡眠導入剤精神安定剤を服用しています。薬毒漬けになっているので副守護神の力もそうとう強いと思いますし、副守護神以外の動物霊もおそらく憑依していると思います。いざとなったら動物霊は簡単に自殺に追い込むだろうと思います。

八日の夜彼から電話がきました。彼はその女性とまた同棲を始めたわけではなかったようです。別れ話をしてからまたその女性の体調が悪くなり、また別れ話が保留になり、前日もご飯を買ってその女性の家に届けてそのまま泊まることになり、その時に私が電話をかけてしまったため慌てたそうです。病院に入院しないといけないぐらい体調が悪いとその女性は言っているらしく、その状態でさよならと言うわけにもいかないんだろうと思います。その女性はうつ病を持っているので体調が悪いというのは本当のことなのかもしれませんが、半分は彼を繋ぎとめるために弱った状態をわざと見せているんだろうなと思えてしまいます。彼からはもう何度も何度もその女性と別れたという言葉を聞いてきました。ですが、すぐにまたその女性が死に物狂いですがりついてくるため結局またよりを戻すということを繰り返しています。

その日私は電話で彼と約束をしました。彼は今まではその女性と別れてすぐに別れたと私に連絡してきていましたが、今度は別れてしばらく経ってもその女性から何も連絡がこずその女性が本当に彼のことを諦めてくれた時に私に連絡をするという約束です。

その約束は果たされることはないだろうと思いました。ですが、その約束をしたおかげで私はようやく気持ちを落ち着けることができました。その約束のおかげでやっと自分がやらなければいけないことに気持ちを向けることができました。