288「二度目の調停」 令和3年6月

六月二十二日の夜彼と電話で喋りました。昼間に非通知で彼の携帯に着信があったそうです。次の日の二十三日が慰謝料をめぐっての二度目の調停の日になっていたのでおそらく調停のために精神病院から外泊許可をもらって出てきている彼が婚約を破棄した女性からの電話だろうと思いました。

彼と電話で喋っていたらその時にも非通知で電話がかかってきたそうで、「出てみたら」と彼に言い彼との電話を切りました。しばらく経って彼とまた電話で喋りましたが、非通知の電話はやはりその女性からだったようです。その女性は彼の会社にばらされては困るような写真を持っていてそれをばらすと彼を脅してきたそうです。彼は「弁護士を通して言って」と伝えて電話を切ったそうです。彼はそんな写真に心当たりはなかったそうなんですが、「そんなに俺を陥れたいのか、もう会社辞めさせられるかもなぁ」と気分を害していました。私はその女性の脅しは彼に会いたいがために言ってるんだろうなと思いました。そんなふうに脅せば彼が写真のことを確認しにその女性の家に来るだろうと思い、来たら今度は泣いて彼にすがりつけば彼とよりを戻せると考えていたんだと思います。その後も十回ぐらい非通知の着信が続き彼は着信拒否をしたようです。

次の日の調停でその女性は弁護士に「お金の問題じゃないんです」と言ったそうです。本音を言ったな、案の定だったなと思いました。その女性は最初二百五十万という高額な慰謝料を要求してきていたんですが、そんな金額を言えば彼も困って自分にまた戻ってくるだろうと考えて言ったことなんだろうと思います。何がなんでも彼とよりを戻したいと死に物狂いになっているその女性の姿が想像できます。

その女性に洗脳され続けていた半年以上前の彼なら写真のことで脅しをかけられればまた女性と会ってそこでまた泣きつかれてよりを戻していただろうと思います。ですが、今の彼はもうその女性への情も一切なく洗脳も解けています。もうその女性がどれだけ脅しをかけてこようが気持ちが揺らぐことはないだろうと思います。

彼がその女性と同棲をして婚約までしてその女性との生活でぼろぼろになって婚約を破棄し、私に私を傷つけたことの謝罪のメールを送ってきたのが去年の十二月二十一日でした。私が御降臨祭の参拝のために箱根の奥津城へ出発する前日でした。私は彼がその女性からの洗脳が解け私に戻ってきてくれたのはメシヤ様からいただいた御守護だと思っています。その女性は元々依存が強い人ではありますが、うつ病になってからおそらく十年間毎日睡眠導入剤精神安定剤を服用しているはずなので、憑依している動物霊、狐の力もかなり強いです。周りがどんなに彼を止めに入ってもその女性に憑依する動物霊の力には敵わず彼はその女性に洗脳され続けていました。

メシヤ様の奥津城へ参拝に行く直前に私は苦しみから解放される御守護をいただきました。メシヤ様の御光をいただければ苦しい恋愛においても御守護をいただける、思いもしなかった転機が起こるという体験をしました。今はまだ彼が本当に人食い殺人犯なのかどうか分からないまま彼と連絡を取り合っています。調停はあと一回あるようです。弁護士から彼に電話など一切しないでくださいと言われていたにも関わらずその女性は彼に非通知で何度も電話をかけてきて彼を脅してきているためその女性の弁護士もだいぶ困っているようです。

その女性が白狐の生まれ変わりであることは分かっていますが、いったいいつまで彼に執着し続ける気なのかと思ってしまいます。