260「何事もなく」 令和3年2月

二月十七日、十八日と彼が婚約を破棄した女性が精神病院から二度目の外泊許可が出て彼も何が起こるかとても不安だっただろうと思いますが、意外なことに二日間何も起こらなかったそうです。

前回外泊許可が出て精神病院を出てきた時にはその女性は彼の職場に何度も電話をかけ大騒動となったので、今回の外泊に際しその女性は病院側からも親からも再三忠告は受けていたとは思うので、ある意味何も起こらなくて当然だったのかもしれません。その女性はこれまでにも何度も精神病院に入院していたことがあり、入院はものすごく嫌がっていたようなので、彼の職場にまた電話をしたり彼の家に押しかけたりすれば警察を呼ばれすぐにまた病院に戻され入院も長引くことになると本人も自覚していたのかもしれません。

ですが、失礼な言い方にはなりますが、男狂いの精神異常者のその女性が彼と会えずに気持ちが穏やかでいられるはずがありません。彼に何もしてこないということはおそらくその女性は元カレに連絡を取り、その元カレと会っていたんじゃないかと思います。彼と同棲をしていた期間中もその元カレと何度も連絡をとっていたようなので、その可能性は高いと思えます。

その女性が病院の外泊許可が出ていた期間中彼に危害がおよぶようなこともなく幸いでした。何も問題が起きなければおそらくその女性も近々退院することになるだろうと思います。あとは慰謝料の問題です。一度は本気でその女性と結婚することを決意し、その女性の子供達も彼のことを慕い本当のパパになってくれると思っていたのに裏切るような形になっているので、当然彼は慰謝料を払うつもりではいます。ですが、示談にすることはせずちゃんと書面を書いてもらってその女性の親にもサインをしてもらうことを望んでいます。無事に解決できればいいんですが、また失礼な話ですが、相手が精神異常者であればスムーズにはいかないだろうなと思っています。

ちなみにですが、もしその女性が私の恋敵などでなければその女性、もしくはご両親に浄霊のことをお伝えし、我が家の毎月の月次祭にも招くことができたかもしれません。天津祝詞によって憑依する狐霊も畏縮していきますし、何より祭典の日のメシヤ様からいただく御光は絶大です。狐霊の憑依による異常言動や異常行動が治まってきた頃合を見てその女性が三度も繰り返した不倫と中絶の罪についても話をして神様への謝罪をしたうえで水子の怨霊の憑依によるうつ病を御守護いただけるよう浄霊のお取り次ぎをして、水子へのお詫びと供養、先祖の祀り方についても話をしていくのがいいのかなと考えたりもします。

私と彼とその女性の泥沼の恋愛話に関して私の文章を読んで不快に感じる人もいるだろうと思います。彼がその女性と向き合うと言い出すまでの三ヶ月ほどの間事実上私は浮気相手だったので私は浮気や不倫をしている人を批判する資格なんてありません。ですが、私は浮気相手をしていたつもりなんてありません。彼がその女性と付き合いだしてからも私は彼のことを諦めることなんてできず、彼もその女性と別れると言ってくれたので、私も彼の言葉を信じたんです。すぐ別れてくれると思っていたのにどんどんどんどん思わぬ方向に進んでいき、彼が別れ話をするたびに死に物狂いで泣いてすがりついてくるその女性に彼も同情したのかどうかは分かりませんが、彼は腹を決めその女性と向き合うと言い出し私は彼に捨てられました。

浮気や不倫をしている人も人それぞれいろんな事情や想いがあるんだとは思いますが、その女性の過去の不倫と中絶の問題に関しては本当にどうしようもない人間だなと思ってしまいます。話を聞く限りその女性には不倫や中絶の罪の意識というものがあまりないように思えます。そういう人に彼が惹きつけられていったことが私には腹が立ってしかたがありませんでした。