94「庭山さんに手紙」 平成29年12月

十二月二十三日、その日の御降臨祭の参拝は結局父と一緒にしたいという願いは叶いませんでした。父は朝からまた狂っていました。父はその日が御降臨祭だということはおそらく頭にはなかっただろうと思います。近頃父は朝起きるのが遅くなっていたため十一時前に一人で朝拝をしていました。また神言を上げていました。一週間前の私の誕生日から朝拝で神言を上げなくなっていたのにその日父はまた神言を上げました。朝拝が終わったあとも父は私へ向けて暴言を吐いていました。父は朝拝が終わったあとはアルコールや昼と夕方に自分が食べる物を買いに行くのが毎日の日課なので、本当は十一時から参拝をしたかったんですが、ゆっくり気持ちよく参拝を行うために父が家を出て行くまで待ちました。父は出かける時はいつも庭の倉庫で着替えなどの身支度をします。その間も何度も何度も玄関前まで来て私に向けて大声で叫んでいました。

父が出かけたあとようやく御降臨祭の参拝を行うことができました。私と息子と妹と妹の子供と四人で行いました。妹は私が家まで迎えに行き、十時半過ぎには実家へ戻ってきていましたが、妹は未だ産まれた子供を父に見せることができない状態なので父が出かけるまで私の部屋で隠れていました。もしも父が一緒に参拝ができそうな場合は妹の子供は私の部屋で寝かせておくか私が外へ連れて出て父と妹とで参拝をしてもらおうかと考えていましたが、父の精神状態が相変わらずおかしかったため父がいない状態での参拝となりました。

父と一緒に御降臨祭の参拝ができなかったことは残念でしたが、妹は御降臨祭後風邪の浄化をいただきました。妹は毒素がたくさんありながらも全くといっていいほど風邪をひかないので、風邪をひいて毒素を排泄したいとよく口にしていましたが、御降臨祭後に何年かぶりに風邪をひき、毒素を排泄することができました。そして、妹は御降臨祭後は自己浄霊をする時も光が強かったと言っていました。御降臨祭でメシヤ様から御光をいただくことができ嬉しく思いました。

一方父は御降臨祭の日の夜も大発狂し、私への怒りからその日は御神床に乗り上がり、御神体を外そうとしました。前日には御神床に靴を投げるという行為をしており、二日続けて父はとんでもないことをしでかしました。私の車も叩き壊してやると言われ肝を冷やしました。メシヤ様から強い御光をいただける御降臨祭の日に対抗するかのように父を支配する邪神も大暴れしました。

十二月二十五日、メシヤ教の庭山さんへのメール文を完成させ、庭山さんがサイトの中で公開していたメールアドレス宛てにメールを送ったところメールが届かなかったため手紙に書き直し、次の日の二十六日に手紙を出しました。メシヤ教の方々に目を覚ましていただくために私に出来ることはメールや手紙を送ることぐらいですが、一度霊憑りの虜になるとなかなか目を覚ますことは難しいだろうとは思います。庭山さんは私の父と同じくらいの年齢だと思いますが、生まれてからずっと薬も使ったこともない方のようです。メシヤ様の御教えもそうとう熟知されている方なんだと思いますがそんな方でさえ邪神の霊憑りを信じてしまうなんて信じがたいことです。何年か前のメシヤ教のホームページの中に邪神界の頭目、夜叉龍神はメシヤ様によって流されたとありましたが、それに次ぐ三巨頭が集結してメシヤ教を支配しているんだと思います。早く食い止めないと私の父の精神病も治らないばかりか強い邪気が出ている庭山さんが書いたメシヤ講座の骨子を読んだ方達もどんどん体や精神がおかしくなっていってしまうはずです。インターネットで一月のメシヤ講座の骨子を読んでみて庭山さんが目を覚ます様子がなければ私ももう一度手紙を書くべきかと悩みます。