309「妹と約束。もしもの場合は通報を」 令和3年12月

十二月十四日になりました。あと二日で私は三十九歳になります。その一週間後はメシヤ様の御降臨祭です。去年の御降臨祭の日は息子を連れ箱根の奥津城へ参拝に行きました。今年の御降臨祭は我が家で参拝させていただきます。その次の日はクリスマスイブです。私はその日は仕事が休みなので、ごちそうを用意して彼と息子と三人で過ごす予定です。クリスマス当日は彼が仕事が休みなので彼が夜料理を作って待っていてくれる予定です。彼はクリスマスの日は毎年災難が起こるそうです。去年の十二月は彼は婚約までしてしまったメンヘラ女性との生活で精神がぼろぼろになり、リストカットをし、別れを告げるとその女性が死ぬと言って包丁を持って発狂したりして、彼の両親、その女性の両親や姉妹、警察の手を借り、大騒動となった一ヶ月でした。いくら説得してもその女性が彼の家から出て行こうとしないので、彼が自分の実家に身を寄せ、その女性は彼の家に立てこもりました。彼が仕事着を取りに家に戻った時にはその女性は死に物狂いで彼にしがみついてきて大変だったそうです。

私が彼との連絡が取れなくなったのが私が初めて掲示版に投稿した一年前の十月十一日で、彼が再び私に連絡をしてきたのが私が箱根へ向けて出発する前日の十二月二十一日でした。突然連絡が取れなくなったこと、私を傷つけたことを彼は何度も謝ってくれました。その女性が発狂して彼の家に立てこもっている状態だったので去年のクリスマスはもちろん彼には会えませんでした。彼はメンタルがかなりぼろぼろになっており、まだ完全には洗脳から抜け切れていない状態でした。まだその女性と完全に別れられていない状態ではありましたが、彼がこれ以上その女性に同情して振り回されるわけにはいかないという思いもあり、クリスマスが終わる深夜十二時直前に彼への私の想いをラインで伝えました。

そこからいろいろあった一年でした。本気で好きになった人がもしかしたら人食い殺人犯なのかもしれないという不安を抱えたまま今私は彼とお付き合いをしています。一年後に結婚するという約束もしています。二週間ほど前に妹と会った時に妹と彼の話をしました。彼が人を殺し、人の肉を食べたという話が彼の幻覚と思い込みなどではなく本当のことだったとしたら、その時には妹が警察に話すと言ってくれました。私はもしもの時は自分で警察に話すしかないとずっと悩んできたんですが、妹が警察に話すと言ってくれたので救われた思いでした。つい最近も彼は殺人をやったと思わせるような発言をしました。

テレビのニュースを見ていた時、殺人の容疑者があげていたSNSを事件後に大勢の人が見ているということに反応して「俺も・・・」と言葉を濁していました。彼はインスタグラムやフェイスブックをやっています。「俺も警察に捕まるようなことをしたらいろんな人が俺のインスタとか見るんだろうね」とでも言うつもりだったのかもしれませんが、「俺も」とだけ言って言葉を濁したので、「俺も人殺して人の肉食ったことがばれて警察に捕まったらインスタとかいろんな人に見られるかもしれないから気をつけないとな」とでも言おうとしたんじゃないかとその時も彼への疑問が湧きました。やっぱり本当に人を殺したのか、それともそれは彼の幻覚と思い込みなのか、彼がもっともっと清まらないと本当のことは分からないと思いました。本当に人を殺し人の肉を食べたんだとしても、それが幻覚と思い込みなんだとしてもどちらにせよ彼には強力な力を持つ邪神が憑いているんだと思います。真実が分かるよう、もし幻覚と思い込みであるなら目を覚ますことができるようメシヤ様に御守護いただけるよう彼を我が家の朝拝、夕拝にもっと誘わないといけないなと思いました。勇気を出して彼にもっと浄霊も勧めなければとも思います。

正直私も時限爆弾を抱えているような気持ちで彼と恋愛しています。ここ何年かのうちに白髪が増えたんですが、時限爆弾を抱えているような気持ちで彼と恋愛している今もさらに白髪が増えたように思います。以前にも彼に白髪を抜いてもらったんですが、先日もまた彼に白髪を抜いてもらいました。彼への恐怖や不安を隠しながら私は彼と結婚を前提にお付き合いをしています。たいていの人なら口封じに殺されることを恐れて逃げるかうまく別れを切り出すだろうと思います。ですが私はそれをするつもりはありません。彼はとても魅力的な人でもあり、メンヘラな部分も持ち合わせているのでそばにいてあげないといけないという気持ちにもさせられます。そして、私は最初から「この人が私の運命の人だ。私はこの人と結婚する」という気持ちでいたので、何があろうとこれからどんな真実が待ち受けていようとすべて受け止めようと思っています。彼は別れた元奥さんと元上司の裏切りにより心が闇に閉ざされ、その苦しみがまだ完全には消えずにいます。彼に寄り添い、彼の心の苦しみを和らげてあげることも私の役目だとも思っています。

クリスマスは毎年災難が起こると言っていた彼ですが、今年のクリスマスとイブは彼にとっても私にとっても楽しい幸せな時間を過ごせたらいいなと思っています。