290「七夕の日に」 令和3年7月

七月七日は私は仕事が休みでした。彼もその日は仕事が休みだったので彼の家に遊びに行く約束をしていました。ところがその前日、彼が婚約を破棄した女性が精神病院を退院したようで、彼が仕事から帰ってくる時間を見計らってだろうと思いますがその日の夕方退院早々また非通知で彼に電話をかけてきたそうです。彼はその女性のラインもブロックし、電話も着信拒否をしているためその女性は非通知で電話をかけてきていたんです。前回その女性からの非通知の電話を拒否していたら非通知だけではなく未登録の電話番号からの着信まで着信拒否されてしまい、仕事のお客さんに迷惑をかけてしまったようなので、今回の非通知の電話にも一応出てみたところその女性からの電話だったようです。

電話に出ると前回と同様また写真のことで彼を脅してきたそうです。彼が職場にばらされては困るような写真なんだそうで、その写真のことで市役所にも話をしに行ったと脅してきたそうです。おそらく市役所に行ったという話も嘘だろうと思いますし、本当にそんな写真があるのかどうかも怪しいと思います。彼が「そんな脅しをかけてきて何がしたいのか」と聞いたら、その女性は「よりを戻したい」と言ったそうです。「言ってることとやってることが違うだろ」と彼は言ったそうですが、その女性は脅せば彼が自分の言いなりになり、またよりを戻せると考えていたんだと思います。

そして、その女性はしばらく彼と同棲をしていた期間があったため彼の使い終わった通帳を持っていたそうで、その通帳を返すことを口実に彼に会うことを企んでいたようです。ですが、それはその女性の弁護士に渡しておくように伝えて電話を切ったそうです。それ以降電話には出なかったそうですが、その女性は普段なら薬を飲んで夜も早く寝ているのにその日もまた夜十時頃まで何度も何度も非通知で彼に電話をかけてきたそうです。

そんなことが起こり結局翌日彼の家に遊びに行く予定も取り止めになってしまいました。ですが、翌日彼は私に会いに来てくれました。携帯会社に行って番号も変えていました。夕方彼が帰ったあと彼からラインで「なんで今日意地でも会いに行ったか分かる?」と聞かれました。私は「七夕だからかな?」と返したらそのとおりだったようです。

七夕は元々勤勉だった織姫と彦星の夫婦が結婚してから怠慢になって働かなくなり親神様から離されてしまい、離れ離れにされて二人はよけいに働かなくなったため年に一度七月七日に天の川で会うことを許されたという話のようですが、いつまで経ってもなかなか堂々と付き合うことができない私達の今の状況が織姫と彦星の関係と似ていると彼は思っていたようです。彼からは七夕にちなんで天の川という言葉を使ったロマンチックな言葉をもらいました。私自身も七夕の日に彼と会えたことを一人で嬉しく思っていたので彼も同じことを考えていてくれたことを知って嬉しく思いました。夜空の星を眺めることが好きな彼は七夕や天の川のこともよく知っていたのかなと思いました。

弁護士から固く止められているにも関わらず退院早々またその女性が非通知で何度も電話をかけてきたため彼もだいぶ気分を害していました。そして、その女性が彼の職場にもまた何度も電話をかけておかしなことを言う可能性があるのでそのことにも困っていました。その女性はもうこのまま一生彼に執着し続けるのかもしれません。彼とよりを戻したいがために脅迫してくるのもそんなことをすればよけいに嫌われるだけなのにその女性にはそれが分からず、とにかく彼と会う口実を作るために必死なんだろうと思います。その女性には二人の子供がいます。入院中はその女性の親が子供を預かっていたんだと思います。ですが、その女性の頭の中は常に彼のことでいっぱいで入院中もおそらく子供に早く会いたいという気持ちなどなく、ずっと彼のことばかり考えていたんだろうと思います。母親に愛情をもらえずその子供たちも不敏に思います。そして、彼に携帯の電話番号を変えられてしまった今はまた元カレにすがっているのかもしれません。その元カレはその女性のことを遊び相手のような扱いをしている人だと思います。なのでしばらくはその女性も元カレにすがるのかもしれませんが、心が満たされずまた彼への執着が始まるだろうと思います。番号を変えられているため家におしかけてきたり、ストーカーのようなことをしてくる可能性があります。

これほど依存の激しい人を治すにはメシヤ様の御光をいただき身魂を浄める以外に方法はないと思います。私が直接その女性に会ったりすることはできないので誰か助けてあげてほしいです。