269「自殺未遂とホームレス」 令和3年4月

四月十六日の夜、私が一年前以前に好きだった男性からラインがきました。その人とは十月と十二月に少しの間ラインのやり取りをしていました。浮気が原因で奥さんと離婚することになって調停中で、うつ病になり死にたい逃げたいと言っていたのでどうにか励まそうと何度かやり取りをしていました。その人とのラインのやり取りがなくなってしばらく経った十二月二十一日から私はこの一年間夢中になった彼との関係が復活しており、その人とは連絡をとっておらず、ラインのやり取りは四ヶ月ぶりでした。この四ヶ月の間の彼の話にとても驚きました。なんとその人は自殺しようとしてベルトで首を吊ったそうです。ですが、十秒後ぐらいにベルトが切れて自殺に失敗したそうです。それからも毎日死にたいと思っているそうですが、一度自殺に失敗しているので怖くて自殺できない状態なんだそうです。仕事も家も失いホームレスになり二ヶ月ほど車中生活をしていたそうですが、保護されて現在は生活保護を受けて生活しているそうです。落ちる所まで落ちたと言っていました。

別れた奥さんに電話をし、自殺未遂をしたことやホームレスになったことも話したそうなんですが、別れた奥さんからは電話をかけたことでストーカー呼ばわりされ、番号も変えられ、連絡先も分からなくなったそうです。おそらく別れた奥さんからすれば彼に浮気されたことが心の底から許せず、彼がうつ病になったことや自殺しようとしたりホームレスになったことに同情するような気持ちにはなれなかったんじゃないかと思います。別れたとはいえ何の心配もしてもらえず、彼は苦しさに耐えきれなくなって誰かに話を聞いてもらいたくて私に連絡してきたんだろうと思います。私もうつ病を経験したことがあるので、うつ病の人が言われると苦しい言葉はだいたい分かりますが、自殺未遂をしていて現段階でも毎日死にたいと思っている人とのやり取りは気をつけねばと思いました。自殺しようとした時にベルトが切れて死ねなかったのは彼の守護霊やご先祖様、あるいは神様に助けられたんだろうなと思いました。