229「父の発狂から四年」 令和2年1月

一月二十七日になりました。父にサタンが憑依したのがたしか四年前の一月二十七日だったと思います。現在はサタンは離れていると思われますが、父はまだ正常といえるような状態ではありません。現在父は精神病院に入院しています。二度目の入院です。サタンが憑依する前から父はアルコール依存症になっていましたし、父は元々がアスペルガーであり、妄想性人格障害でもあり、十年前から統合失調症にもなっていたためいくらサタンが離れたとはいえ父の言動や行動は普通の人とは違います。ですが、前回の入院の時よりはだいぶおとなしくしているため病院の先生からも施設への移動を許可されました。ですが、父が病院内でおとなしくしているのは早く病院を出たいからのようです。異常なほど潔癖な父は自分の着替えを病院の職員の方に触られることに強いストレスを感じているようです。同じ病棟に嫌いな入院患者さんもいるようで、そういったストレスから逃れるため父は自ら施設への移動を望み、早く病院から出たいがために猫をかぶっているようです。

たとえ猫をかぶっていたとしても最初の入院の時のように自分の感情を爆発させ大声で怒鳴り狂ったり病院の職員の方や他の患者さんに掴みかかったりということをしていないのなら大きな進歩と言えると思います。今回の入院は父が自ら望んだことではあったんですが、やはりストレスも多いようで妹が面会に行くたびに父は「俺は三ヶ月しか入院しないからな」と言っていたそうです。そして、施設に入るのも三ヶ月間だけだと言い、その後は畑仕事をしながら一人で生活したいそうです。父がご近所に迷惑をかけることなく生活できるのであれば父の自由にさせてあげたいですが、思考が普通の人とかなりかけ離れている父は畑仕事をするにしてもおかしなことばかりし、ご近所にも大迷惑をかけてしまいます。それに、父を自由にさせればまたすぐにお酒に溺れ狂ってしまうはずです。

父への遠隔浄霊はやる気を起こさないと私もなかなかできませんが、最近はまた頻繁に行っています。今は父が無事に施設に入居し、ストレスのない生活ができることを願っています。