144「再びサタンと狐の発狂」 平成30年4月

四月十五日、この日も最悪な日となりました。その日は日曜日で、私は昼間に息子を連れ出かけていました。三時頃家に戻ると父は庭でまた発狂して大声で近所の方に向けて暴言を吐いていました。その日は妹も実家に来てくれていました。父が何度も何度も大声で叫ぶので、妹も父を止めに行くものの父は落ち着く様子はありませんでした。日曜日で近所の方達も仕事が休みということもあり、近所中の方達が父のことを見ていました。

父の発狂があまりにも酷いので私が父を止めに行くと父はさらに勢いが増しました。父に掴まれ倒され、服を首もとで掴まれたので首を絞められた状態になりました。私は全く身動きが取れず、首を絞められ倒された状態がしばらく続きました。父は「○○、○○(ターゲットになっている隣の家と、そのまた隣の家の方)、この女(私)を助けたかったら出てこい」と大声で怒鳴りました。ものすごい勢いでした。妹が来て助けてくれましたが、この日妹がいてくれなかったら私一人ではどうにもならず、もっと恐ろしい思いをしていたはずです。妹が来てくれていたことに感謝でした。

散々外で大声を出したあと、父はようやく家の中に入ってきました。おそらく眠かったからだろうと思います。父は前日の十四日の夜も遅くまで庭の倉庫でお酒を飲んでおり、家の中に入ってきてからも飲み、いつ寝たのかは分かりませんが、ソファーでそのまま眠り、三時半ぐらいには起き出していたんです。前日から玄関の戸の調子が悪くて開け閉めがうまく行かず、毎日朝何度も家の中と庭の倉庫を行ったり来たりすることが習慣の父はまだ明け方にもなっていない時間から玄関を何度もがちゃがちゃ大きな音を立てて開け閉めしていました。おかげで私も三時半からずっと目を覚ましていました。おそらく隣の家の方も玄関の開け閉めの音が何度もうるさくて目を覚ましてしまっただろうと思います。人の迷惑も考えずに行動するのは精神病者ならではです。父は何か予定があると必要以上に早く起きる習慣があり、その日も午前中に予定があったため三時半から起き出したようです。睡眠不足になると余計に動物霊が暴れ出してしまうのでその日もどうなることかと不安に思っていましたが、案の定父は大発狂してしまいました。

庭での大発狂はまたサタンの憑依だったんだろうと思います。家のなかに入ってきてからは今度は狐による発狂に変わりました。メシヤ教を通じて憑依してきたサタンと狐はもう離れたんじゃないかと期待していたんですが、またサタンと狐による大発狂が起こってしまいがく然としました。しばらく狐による発狂でひょらーひょらーと気違いのごとく狂ったことを言いながら発狂し、その後ようやくおとなしく寝ました。