143「恐怖と不安で」 平成30年4月

四月十三日の夜八時半頃また救急車の音が聞こえました。音が近づいてきた時にまた近所の奥さんではないかと恐怖に襲われました。救急車の音が前回よりも小さく聞こえた気がしたので近所の奥さんではなかったのかもしれないと一時は思いました。ですが、「救急車が通ります」という音声は前回聞こえた時と同じ音量だったと考え直し、やっぱりまた近所の奥さんが救急車で運ばれたんだと思いました。胸がとてもざわつきました。

その時間父はまだ庭の倉庫にいました。お酒を飲んでおり、私が作った料理を倉庫に持って行って食べようと台所に入ってきた時も父は私とその近所の方への暴言を吐いていました。その日父は大声を出して発狂してはいませんでした。ですが、もしかしたら私が夕方家に戻る前に外で大声で怒鳴っていたのかもしれません。そして、もしかするとその近所の方と言い争いになったのかもしれません。

また父のせいで近所の奥さんが救急車で運ばれてしまったんじゃないかと苦しくて苦しくてたまりませんでした。奥さんがまた不整脈を起こしたのかもしれないと思い、いてもたってもいられずすぐさまその奥さんへ向けて浄霊をしました。命に関わるような状態なんじゃないかと心配で御神前で善言讃詞を三回奏上し奥さんの御守護をお祈りしました。

その日は私ももう救急車の音を聞くだけで恐怖と不安に襲われ、確認もできないまままた近所の奥さんが父のせいで救急車で運ばれたんじゃないかと想像し怯えました。もう私の精神も壊れそうです。