135「ご近所の方、再び入院か」 平成30年3月

三月三十日、その日も最悪な日となりました。夜までずっと倉庫でお酒を飲んでいた父がまた庭でぶつぶつ言い出しました。その日は妹は実家には来なかったので息子に父を止めに行かせました。息子が父に話しかけるといったんは我に返り、「もう家の中に入って来るから」と父も言うんですが、息子が家の中に入ってくるとまたすぐ言い出すという繰り返しが何度かありました。そして、父は裏庭へ行き、裏庭で隣近所の方のことを大声で叫びました。私も息子を連れ裏庭へ向かい、また息子に父を止めてもらいました。父は大声を出すのをやめ、また倉庫に戻りましたが、今度はまたいつものように前庭で大声で怒鳴り出しました。その時には私もすぐ庭に出て父を止めに行きましたが私が近づくと父は余計に大声で怒鳴り暴れました。それでも私も必死に父の腕を掴み、「お願いだから家の中に入って下さい」と必死に頼みました。父は「分かったから。着替えてくるから」と言いましたが、その時に私を蹴ってきました。股間を蹴られました。私も腹が立ち、父の下腹部を蹴ってしまいました。そこからがもう悲惨でした。「俺を蹴りやがったな」と大激怒し、ものすごい勢いで家の中に入って来て私の部屋の襖を外し、窓も壊そうとしました。これはもう止められないと思い、私も靴のまま部屋に入り急いで携帯と財布を取って息子を連れ外に逃げました。家から少し離れた場所でも父のとてつもなく恐ろしい大声が響き渡りました。

私はすぐ妹に電話をしましたが妹が電話に出ず私もとても恐怖の状態だったので110番通報をしました。父の大声はしばらくすると収まりましたが、警察が来るまで私は息子を連れて近所をずっとうろうろ歩いていました。私と息子がパトカーの中で話を聞かれている間にもう一組の警察官が家の中で父に話をしてくれていました。警察が帰ったあとは父はずっとおとなしく居間のソファーで寝ていました。妹にも電話をして事情を説明し、私もかなり気が滅入った状態で布団に入りました。息子は何度も「引っ越ししたい」と言っており、そうしたくてもできない今の状態に本当に苦しくなりました。

しばらく寝て夜中の二時半頃にトイレに行きたくなって目を覚ましました。その時父はまだ居間のソファーで寝ていました。私はそのまま眠れずにいました。父は三時頃トイレに起きました。私は父がトイレから出たあと外に出てまた大声で発狂するんじゃないかと恐怖でたまりませんでした。メシヤ様に御守護をお願いし、父へ向けてしばらく浄霊をしました。父は発狂することなく布団に入り寝ました。

父が寝たあとも私は父のことで胸が苦しくなるほど滅入っており眠ることができませんでした。しばらくすると救急車の音が聞こえてきました。父のせいでまたターゲットになっている近所の方の奥さんの容態が悪くなったんじゃないかと不安で仕方ありませんでした。その救急車の音は近所で止まった様子はありませんでした。ですが、四時頃また救急車の音が聞こえました。その音は近所で止まりました。以前近所の奥さんが救急車で運ばれた時は私の部屋から救急車が見えていたんですが今回は見えませんでした。救急車が止まった位置が私の部屋から見えなかっただけでおそらく運ばれたのはその奥さんだったんだろうと思います。その奥さんは元々うつ病で、父がその御家族のことを大声で叫ぶせいで夜も眠ず、不整脈を起こし以前救急車で運ばれました。その日もまた父のせいで夜も眠れず不整脈を起こしてしまったのかもしれません。本当に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。父を病院に入れるわけにはいかないのにいったいどうすればいいんだろう、いったいどうすれば御守護がいただけるんだろうと本当に苦しくて仕方がありません。

眠れないまま朝六時になりました。その時原付バイクの音が聞こえ、それに乗った人がその近所の方の家の前あたりで一言喋って行ったように聞こえました。その原付バイクは救急車の音がなった朝四時にもちょうど家の前を通って行きました。その原付バイクに乗った人というのはおそらく近くに住む私の伯父だったんじゃないかと思います。伯父は早朝のアルバイトをしているので朝四時に救急車が止まっているのを見て、アルバイトから帰ってきた六時に家の前にいたご主人に大丈夫かと声をかけて行ったんじゃないかと思います。

音と声だけを聞いた私の推測でしかありませんでしたが、救急車で運ばれたのは父のターゲットになっている近所の方の奥さんに違いないと思い、布団から飛び起き自分の部屋から御神前に向けて善言讃詞を三回奏上しました。その近所の奥さんの御守護、その御家族の苦しみの御守護、ターゲットになっているもう一家庭の御守護、父の大声でいつも恐ろしい思いをしている近所中の方々の御守護、そして父の御守護をお祈りしました。

そのあと少し自分の自己浄霊をしました。もう本当にこれ以上近所の方々を苦しめる訳にはいきませんし、これ以上父を野放しにしておけばその奥さんの命にも関わってくるかもしれません。どうすればいいのか本当に分からず、正しい判断ができるようにと自分の額を浄霊しました。そして、以前にも考えたことがあるあることを思い出しました。それは、近所の方が父の攻撃のターゲットになってしまっている原因はその方々のご先祖が関係しているんじゃないかということです。すでに父のターゲットになってしまっている近所の方のご先祖は私の部屋で勝手に祀らせてもらっています。ですが、それだけでは近所の方への攻撃はなくなりませんでした。ということは誰か別の人が救いを求めているんじゃないかと思えます。それで思い出したのはその奥さんがうつ病だということです。

一、二ヶ月前その奥さんは父のせいで恐ろしくて夜も眠れず不整脈で明け方救急車で運ばれました。その奥さんがいつからうつ病で現在もうつ病なのか、そして不整脈は父のせいだけではなく昔からあったのか、それがはっきりとは分からないので断言することはできませんが、もしもその奥さんが昔から不整脈を起こすうつ病であったならそれは人霊の憑依によるうつ病という可能性があります。そのことが父の発狂と関係があるかどうかは分かりませんが、父のせいでまた恐ろしい思いをして夜も眠れず不整脈を起こしてまた今回も救急車で運ばれたんだとしたらこちらの責任です。どうか奥さんが無事であってほしい、どうか早くよくなってほしい、もし人霊の憑依によってうつ病になっているならその憑依霊を救いたいという思いで入院しているであろう奥さんへ向けて遠隔浄霊をさせてもらいました。額と霊が憑る眉間の奥へ向けて浄霊をしました。

自分の目で救急車が止まっているのを見たわけではないので近所の奥さんが救急車で運ばれたかどうかはっきりは分かりませんが父のせいで二度までも奥さんを入院させてしまうことになってしまったと考え込みもう苦しくて苦しくて仕方がありません。万が一ご主人から訴えられるようなことがあっても仕方がないことです。入院にかかった費用、大変な迷惑をかけてしまったことへのお詫びとしてお金を渡すことは当然のことだと思います。周りのご近所すべての方達が父を早く病院で治療させることを望んでいるはずです。裁判で訴えられる可能性もあります。なにがなんでもメシヤ様による御守護を願うしかありません。

三月三十一日、その日は久しぶりに自分の背中を自己浄霊しました。前日の事件があり私の精神面もぼろぼろでおまけに背中に痛みが起こったので自分を癒そう、自分が心身ともに健康でなければこの大浄化は乗り越えられないと思い、その日仕事が休みだったこともありゆっくり自己浄霊をしました。背中の痛みもなくなりすっきりしました。ですが、前日の救急車の件について父のせいでまた近所の奥さんが運ばれたのかどうかを聞きに行く勇気すら私にはありませんでした。