133「久しぶりに我に返った父」 平成30年3月

三月二十一日、その日私は仕事が休みだったので昼過ぎから父への浄霊に取り組みました。より強い光が届くようにその日も御神体のある部屋から倉庫でお酒を飲んでいる父へ向けて浄霊をしました。その日は父の首回りの浄霊を徹底しました。首の両サイドへ向けて浄霊するとあくびが止まりませんでした。

その日父は外で大声を出すことはなかったものの何度か家の中に入ってきては声を荒げて私の部屋の前で歴史の話をしながら私への批判を言っていました。玄関から床の間が見えるので私は父が家の中に入ってくるたびに急いで父の視界に入らないように隠れ浄霊を続けました。声を荒げて歴史の話を喋り続けるのは元々アスペルガーの父の昔からの習慣です。外で近所の方の批判を大声で叫ばなかったことは本当に御守護でした。そして、その日父は夕方六時頃には家の中に入ってきました。酔っ払っている様子もなく、父の機嫌もよかったので、妹が居間のソファーに座っていた父に直接浄霊を取り次ぐことができました。そして、その後は父に一緒に夕拝をしようと妹が声をかけ、数ヶ月ぶりに父と一緒に夕拝を行うことができました。その日は久しぶりに我に返った父の姿を見ることができました。やっぱりメシヤ様に救いを求めればちゃんと御守護がいただけるんだと私も妹も分からせていただけました。