124「入浴時の発狂で恐怖」 平成30年3月

二月半ばから父の話は書いていませんでしたが、以前に比べると発狂する回数は減ってきました。毎日お酒を飲み狂ったことを言うのは日常茶飯事ですが、大発狂するのは一週間に一回か二回ぐらいの割合になりました。

三月六日、その日も父は相変わらず昼間から倉庫でお酒を飲んでいたようで、夕方六時頃家の中に入ってきて発狂しました。父が家の中に入って来たとき私はちょうどお風呂に入っていたんですが、父は洗面所の前まで来て大声で私に怒鳴ってきました。言い終わるといったん居間へ行き、そしてすぐまた戻ってきて怒鳴り狂っていました。私は以前起きたようにまた怒鳴り狂った父にお風呂のガラス戸を開けられないかと恐怖でたまりませんでした。心の中で必死にメシヤ様に祈っていました。以前お風呂のガラス戸を開けられた時は父は私をのぞくために開けてきたわけではありません。ものすごい勢いで発狂していて私への怒りが爆発してお風呂のガラス戸を開けられ洗面所の物を何もかも風呂場に投げ込まれました。その時ちょうど私はお風呂からあがるところでバスタオルを手に持っていて体を隠せたからまだよかったものの、もしもバスタオルを持っていない時にそんなことをされていればたとえ私の裸を見るつもりは全くなかったんだとしても私の心の傷は半端じゃなかったと思いますし、父への殺意をずっと抱き続けただろうと思います。以前にそんな出来事があったため、その日も私がお風呂に入っている時に父が発狂して洗面所の前まで来て大声で怒鳴り狂うので本当に恐怖でした。

その日はお風呂のガラス戸を開けられることはなかったものの、大声で怒鳴り狂っていた父は洗面所の前の戸をものすごい勢いで外し倒しました。そして、父はそのまま居間へ戻って行きました。大きな物音だったので息子が心配して私の様子を見に来ました。そして、息子は父に早く寝るように、私に何もしないようにと息子なりに一生懸命話しかけてくれていました。その後父は夜中でまでずっと居間のソファーでおとなしく寝ていました。その日は恐怖を味わったもののお風呂のガラス戸まで開けられなかったことは幸いでした。ですが、こんなことをされるのはもう本当に嫌です。