114「保健所に相談」 平成30年2月

二月七日、その日は妹が保健所に父の相談に行きました。父がいつも近所中に大迷惑をかけ、恐ろしい思いをさせてしまっているのでこれ以上父を野放しにしておくわけにはいかず、妹が動きだしました。話だけでも聞いておいた方がいいと私も思い、私は仕事で同行できませんでしたが、妹が行ってきてくれました。

保健師さんからはアルコール依存症を治す病院への入院を勧められたそうです。そこの病院は薬や注射を使わずにアルコール依存症を治す方針のようで、保健師の方も忙しいようですぐに父を入院させるということもできず、保健師の方が動けるまで十日ほど時間がかかるようでした。万が一どうしても浄霊で治らない場合は入院を覚悟しなければならない、これ以上近所の方達を苦しめるわけにはいかないという思いが私にもありましたが、ただやっぱり気がかりなのは本当に薬や注射を使わずにアルコール依存症が治るまで看てもらえるのかどうかということです。

父は普通のアルコール依存症の人よりもより一層症状も酷いので、大声で大発狂する父の姿を見たら病院の先生も薬を投与してしまうんじゃないかという大きな不安があります。場合によっては薬や注射を使うというのであれば父をその病院へ入院させるわけにはいきません。万が一薬や注射を使われれば父は入院している間はおとなしくなり治ったかのような症状を見せ退院してくるかもしれません。ですが、退院してきたらもう私も妹も親戚も近所の方も命はないと思います。退院と同時にそれまでわざとおとなしくしていた父に憑依する動物霊が大暴れするだろうと思います。そして、薬や注射によりさらに動物霊の力は強くなっているので殺人を犯す恐れがでてきます。絶対にそんなことをさせるわけにはいきません。入院せずにすむようにこの十日間に望みをかけて、父への浄霊に取り組もうと決めました。