85「近所の方と元夫のご先祖を祀る」 平成29年11月

十一月二十七日、その日はいつもよりは少し早く家に帰りました。ちょうど私が家に着いた時に父がまた庭で大声で近所の方のことを叫んでいました。私が父に「何やってるの」と言うと、父は今度は私に対して大声で叫び出しました。今まで書いたことがなかったんですが、父は発狂する時に「フレーフレー○○」と応援団の真似事をしながら攻撃のターゲットになっている人の名前を入れて叫ぶことがしょっちゅうありました。フレーフレー○○と近所の方や親戚の名前を出していました。その時の父はとてつもなく恐ろしい狂人です。ですが、その日はフレーフレーとは言っておらず今までの発狂よりは幾分声の大きさも弱かったためそれほど恐くもありませんでした。父が私に対しての暴言を大声で叫んでたいたため、私は腹いせに父に向けて父がフレーフレーと応援団の真似事をする時と同じ真似事をしてみせました。父は怒り狂い倉庫からまたのこぎりを持ってきて私を殺してやると言ってのこぎりの先を私に向けてきました。父は玄関で怒鳴り狂いながらのこぎりを持っていましたが家の中までは追いかけてはきませんでした。父を挑発するようなことはしてはいけないんですが、私も怒りが限界を超えているのでやってしまいました。

十一月二十八日、その日仕事が終わったあといつものようにカフェで一時間体験談を作っている時にあることを決めました。それは父が名前を出して大声で叫ぶ近所の方のご先祖を祀るということです。精神病者が誰かを攻撃する場合、その先祖が救いを求めて起こる場合があるということが御教えにもあり、もしそうではなかったとしても少しでも罪滅ぼしになるんじゃないかと思いやってみることにしました。

家に帰ってから早速先日と同じように薄い板を使って近所の方二家族分のご先祖の位牌の代わりを用意し、御神前でメシヤ様に祈ったあと、私の部屋で祀り、ご飯をお供えして善言讃詞を上げて供養をしました。その薄い板というのはわざわざ買ってきたものではなく、我が家の先祖を祀る神道の霊じの余っていたもののことです。三年前我が家の先祖を紫微宮から先祖代々の神道の祀り方に変えた時に本当は鏡で良かったのかもしれませんが、私は仏教の位牌のように先祖代々の霊じと祖父母と母の霊じを作りました。ですが、どこの仏具店を探しても神道用の位牌に変わるものがなかったため、仕方がなく繰り出しタイプの霊じを必要な数だけ購入し、それぞれに先祖代々と祖父母と母の霊じを作りました。その繰り出しの板が何枚もあったのでそれを使って位牌の代わりを作りました。

善言讃詞を上げて供養が終わったあと、父がどうなるか、何か変化が起きるか期待を込めて待っていました。すると父はソファーに座りながらまたぶつぶつ言い出しました。それは私に対してです。そうだったと肝心なことを思い出しました。父の攻撃の一番のターゲットになっているのは自分だったと気づきました。我が家はちゃんと先祖も祀っているし、なんで私が攻撃のターゲットにされるんだろうと考えたら父の言葉ではっとしました。父は「離婚して戻ってきやがって」とぶつぶつ言っていたんです。もしかして○○(元夫)家の先祖だったのか!と思った瞬間またお腹が痛くなりました。そしてまた下痢をしました。父が私を攻撃してくる原因は別れた元夫の先祖が救いを求めていたからだという意味があったことが分かりました。気づきがあった瞬間にお腹が痛くなるというこの速さは本当にすごいなと思います。その日は三度下痢をしました。この気づきがあったのが夜の九時半を過ぎていたため、元夫側の先祖を祀るのは次の日にしようかと思いましたがやはり早くした方がいいと思い、その日のうちに元夫の先祖も祀り善言讃詞を上げました。

父の精神病の原因、意味は本当にいろんなものがあるんだなと改めて思いました。この一年十ヶ月続いている父の私への攻撃は元々は私の体験談を出すことへの邪神による妨害から始まっています。メシヤ教を通じて父にとてつもなく強い力をもった龍神が憑依しました。そして、その龍神が離れても父には元々東方之光を通じて別の龍神が憑依していたことも分かりました。そして、さらに遡ると父は救世教に入信した時から狐に憑依されていたということも分かりました。また父が昔から母方の祖母や大伯母の悪口を怒鳴り狂いながら言っていたのは救世教の間違いを知らせるための先祖の警告でもありました。父の精神病の原因はたんに動物霊に操られているだけではなく先祖も関係していることも多々あり一つ一つ紐解いていくのは本当に大変だなと思います。ですが、どうにかすべての原因を掴み、父の精神病が治るまでがんばるつもりでいます。