6「自分の暴言、暴力行為が抑えられなくなった原因」 平成28年10月

自分が攻撃のターゲットにされてるからとはいえ、精神病者を相手に反撃するようなことをしたら悪化するだけだとは分かっていても私は父に対する暴言や暴力行為が抑えられなくなりました。私は元々短気な性格ではありません。自分がなぜこんなことをしてしまうのか自分でも全く分かりませんでした。妹が心配して実家に様子を見に来てくれた時、帰りがけに妹に「大丈夫?」と聞かれたので「大丈夫だよ」と答えましたが、正直全く大丈夫ではなく、もうギブアップだと思いました。父親の精神病を治したくても自分が攻撃のターゲットになっていて自分もやり返してしまうので父への浄霊もできなくなりもうどうすればいいのか分からず主神様の御神体をしばらくじーっと見つめていたらあることを思い出しました。「そういえば私、○○家(別れた夫)の先祖に憑かれたんだった」と思い出しました。

冬休みの期間、去年の年末から十日ほど幼稚園に通う息子は別れた夫の実家に泊まりに行っていました。そして、元夫が我が家まで息子を連れて帰って来た時、私の背中に妙な痛みがおこったんです。その時に○○家の先祖を連れて来たなと思ったんです。救われていない先祖が救いを求めて私にかかってきたのか、それ以外の理由があるのかは分かりませんでしたが、その時確かに憑かれてしまったと思いました。何度か背中を自己浄霊しましたが、まだ妙な痛みは残ったままだったんです。私の父親への暴言、暴力行為が抑えられない原因はこれだったんだと思いました。

気性の激しい人霊に憑かれてしまうと憑かれた人間も同じようになってしまうようです。気性の激しい人で思い浮かぶのは別れた夫のお父さんの兄弟でした。元夫のお父さんには兄弟が多く、仲が悪くて生きているのか死んでいるのかも分からない疎遠になっている兄弟が何人かいると聞いたことがあるのでもしかしたら私にかかってきたのはその兄弟の誰かなのかなという思いがありました。元夫の実家がある地域が気性の激しい方達が多く住む地域なんだと聞いていたのでそう思いました。もしかしたらもっと古い先祖かもしれません。何度か背中の自己浄霊を試みましたが、背中の妙な痛みはなくなりませんでした。これはきっと浄霊で救ってもらいたくてかかっているだけじゃなく祀ってもらいたくてかかっているんじゃないかと思いました。でも、なぜ離婚もしているのに私にかかってくるんだろう、どうせ私が言うことなんてむこうの家族は何も信じないで私が変な宗教をやってるんだと疑われるだけだから勘弁してほしいと思いましたが、意を決し別れた夫に聞いてみることにしました。

まず、ちゃんと確認しないといけなかったことは仏壇に位牌を置いてあるかどうかということでした。私の最初の体験談の中にうつ病の原因が夫側の先祖の憑依によるものだったと書いていて、その原因について仏壇に位牌がなかったような気がします。先祖が祀られていない状態だったんだと思いますと書いています。それを書いた理由は仏壇に位牌を置いていない家庭の方達にハッと気づいてほしいという願いもあって書いたことだったんですが、確認したところ元夫の実家の仏壇にはちゃんと位牌もあり戒名もあるようでした。そうなると、他に祀られていない先祖がいるか祀られていても地獄にいて浄霊で救ってほしくて私にかかってきたのか、もしくは私への怨みがあってかかってきたということになると思います。宗教に関わる話や霊的な話をものすごく嫌がる人なので元夫には、「浄霊は生きてる人間の病気や苦しみを解決するだけじゃなく霊界にいる先祖も救うことができるのでご先祖様や自分や家族のことで何かあった時には力になるので言ってください」とだけ伝えました。案の定元夫からは何の返事もありませんでした。私にできることはここまでだと思い、背中の浄霊だけは続けました。霊的なことは霊能者のような方に見てもらうのが一番はっきりすると思いますが、信頼できる霊能者も周りにいないので自分でいろいろ模索するしかありませんでした。

父にはなかなか直接浄霊をすることが難しくなっていたので隣の部屋から浄霊をするようにしていました。父の精神状態もかなり最悪な状況が毎日続き、発狂する父の姿や父と私が大喧嘩で暴力を振るいあう姿をこれ以上子供に見せたくない、これ以上子供に怖い思いをさせたくないと思い、私は息子を連れて実家を出ることにしました。父の精神状態がかなり良くなっていて、父が正常になるまであと一息というところまでいっていたのに一月末以降豹変して最悪な状態になり、自分が願っていた生活からはほど遠い事態になってしまい、悔しくて悔しくて御神前で泣きました。