121「結婚と不倫」 平成30年2月

結婚と不倫についても書こうと思います。結婚適齢期について御教えには男は二十歳から二十五歳、女は十七歳から二十歳ぐらいとあります。現在は高校卒業時が十八歳なので、御教えの十七歳の部分は十八歳に該当するかと思います。御教えと比較すると現在はあまりにも結婚年齢が遅すぎます。三十歳を過ぎてから結婚する女性も大勢います。結婚年齢が遅くなっても女性が妊娠、出産できる年齢というのは限られています。三十歳過ぎてから結婚すれば子供を産むのも一人か二人くらいが限度だろうと思います。御教えには子供は五人ぐらい産むのがいいとありますが、御教えと現在の状況はだいぶ食い違っているなと思います。

結婚年齢が遅くなっている原因もいろいろあると思いますが、その一つの原因は前項で書いた間違った恋愛のせいだろうと思います。結婚より先に体の関係を持つことで交際を長く続けていてもいつまで経っても結婚に踏み切らない人もいるだろうと思います。また、不倫がいけないことだということは誰でも分かっていることですが、結婚していなければ何人もの人と交際をして体の関係を持っても罪にはならないとほとんどの人が勘違いをしているせいでもあるだろうと思います。自分の話になりますが、私は二十七歳で結婚しました。結婚式は挙げずに着物とドレスを着て写真だけは残しました。それを見て思うのはもっと早くに結婚して写真を残したかったということです。女性が若さと美しさで一番輝いているのが十代後半から二十二、三歳ぐらいだと思います。その一番きれいな時に結婚したかった、結婚した時の写真を残したかったという思いが今でもあります。

晩婚化は時代の流れのようになっていますが、これは正しいものではないと思います。かといってみんながみんな早く結婚すればいいというわけでもないようです。前世が龍神(蛇)だった女性は龍女といい、結婚は不向きのようです。御教えには龍女は晩婚が多く、結婚しようとすると相手が死んでしまったり、結婚してもすぐに別れてしまうとあります。龍神(蛇)に生まれ変わる人というのは執着が強い人ですが、龍神から人間に再生した龍女には無理に結婚させるということはしない方がいいようです。信仰をして徳を積むと龍女も結婚生活がうまくいくそうです。正直私も自分は龍女なんじゃないかと思ったことが何度もあります。

不倫については御教えには「万死に値するほどの罪」とあります。先祖もものすごく怒るそうです。不倫をした結果その人本人が命を落とすことは自業自得といえますが、気の毒なのは不倫をした本人ではなくその子供が罪の犠牲となって命を落とす場合があるということです。御教えを学んでそれを知っているメシヤ様の信者さん方は恐ろしくて不倫なんて絶対にできないだろうと思いますが、そういったことを何も知らなかった方は一刻も早く目を覚まし、家庭を大事にする真面目な人間になることをお勧めします。

また自分の話になりますが、私は一年近く前から好きな人ができました。相手は奥さんと子供がいる人です。不倫が万死に値するほどの罪だということは分かっているので当然何もしません。その人と喋る機会も滅多になく、携帯の電話番号も知りません。相手に自分の想いを伝えるなんてことも絶対にしませんし、本当にただ相手のことを一方的に想っているだけです。望みのない相手を好きになっても寂しいだけですが、最後の審判真っ只中の苦しい生活を送っている私にとってはただ誰かを想っているだけでも日常の地獄の苦しみから少しだけ気が紛れました。

ただ最後の審判真っ只中で恋愛することは私はお勧めできません。身内が精神病となり地獄のような生活を送っていると心の支えとなるパートナーがいてくれたらどれほど心強いかしれません。ですが、最後の審判で苦しむということは自分に霊の曇りがあるからです。その曇りが多い状態の時に恋愛しても同じように霊の曇りが多い人しか寄ってこないだろうと思います。幸せな生活を願うなら最後の審判を乗り越え身霊が清まった時に御縁があった人と恋愛し、結婚する方がいいんじゃないかと思います。私も今は好きになっても仕方のない人のことを一年近くも想っていますが、審判を乗り越え身霊が清まればいい出会いがあり再婚もできるかもしれないという期待を持っています。