81「伯父の先祖と父の発狂」 平成29年11月

十一月十二日、その日も父は外で発狂することはなく、私も精神的に救われた思いでしたが、家の中では相変わらずでした。何度も私の部屋の前に来ては大声で怒鳴っていました。近所に住む伯父、伯母、そして伯父の兄弟やその奥さんのことを大声で叫びました。この親戚のことを大声で叫ぶのはいつものことなんですが、どうしてこんなに父は毎日毎日親戚の悪口を言うのか疑問でした。父が伯父の兄弟の悪口を言いだすようになったのはもう何年も前からだったと思います。前々からずっと疑問に思っていたことはその伯父の先祖がちゃんと祀られていないからなんじゃないかということです。

伯父、伯母の家庭は東方之光に所属していて紫微宮なので当然祀られてはいませんが、伯父の兄弟三人は東方之光とは関わりがなく神道で先祖を祀っています。おそらくその祀り方に問題があって、ちゃんと先祖が祀られていない状態にあるんじゃないかということをもう三年近く前から疑問に思っていました。そのことを二年半ほど前に伯母に伝えたことはありますが、伯母は私の話に耳を傾けてはくれませんでした。伯父の先祖がちゃんと祀られていないせいでそれを気づかせるために父が伯父の兄弟の名前を出して発狂しているなら私にとっては直接には関係のないことなのでとても困ります。私にはどうすることもできないのにどうして父を使うのか、どうして私を苦しめるのかと思っていました。どうすることもできないまま父は一年九ヶ月前にとてつもなく恐ろしい精神病となってしまい、それはあきらかにとてつもなく強い霊力を持った動物霊によるものだったので、そこからは伯父の先祖のことは頭から離れていました。そして、この一年九ヶ月一つ一つ父の精神病の原因をたどってきた結果、父が伯父の兄弟のことを大声で叫ぶ原因は伯父の先祖と関係があると確信しました。