73「酒癖のある人にはお腹を浄霊」 平成29年10月

十月四日はきのえねの日で、二ヶ月に一度の大黒さまのお祭りの日でした。仕事を終え買い物をしてから家に帰り、夜台所でお供えする料理を作っている間、台所の隣の居間にいた父はあいかわらず精神状態もおかしく、発狂して私に何度も怒鳴ってきていました。頭にスリッパを投げつけられ、唾もかけられました。私は怒りをなんとか抑えながら料理を続けましたが、料理を作り終えた時に父に「ほんと自己中だね」とつい言ってしまい、その言葉に父もさらにまた腹を立て、お膳に並べた料理を大黒さまにお供えしたところで怒り狂った父に電気のブレーカーを落とされました。父はそのまま庭の倉庫に行き、お酒を飲みながらまた庭で叫んでいました。庭で「俺は食べたいんじゃないよ」と怒り狂いながら怒鳴っていたので、明らかにご飯を食べたくて感情が爆発して発狂した様子でした。父に食事を作らなくなってからもう三ヶ月経ちますが、さすがにごちそうを作って父には一切何も出さないのは発狂するのも無理はないかなと思いました。ですが、光熱費の支払いもすべて私に押し付け、食費もいっさい出さない父に私はご飯を作ってあげたくはありません。たとえ作ってあげたとしても私に対する攻撃がなくなるわけでもなく、作ってあげた料理を食べながらでも発狂し、食べ終わったあとも私への攻撃は続くので、散々酷い目にあいながら父にただ飯を食べさせるなんてばかばかしくてやってられません。

ブレーカーを落とされたあと私は携帯のライトを使って先祖のお膳をお供えし、そのあとは庭にいる父を刺激しないようにブレーカーもそのままの状態で、月明かりを頼りに息子と一緒に夕拝と大黒さまと先祖のお参りをしました。私が上げる祝詞を聞いて父もまたさらに機嫌を悪くして庭で大声で怒鳴っていました。近所の方達に大迷惑になるので、お参りが終わるとすぐに父のそばに行き、私も怒り口調ではありますが「どうぞご飯を食べて下さい」と父に言い、発狂する父の腕を懸命に引っ張りました。散々罵声を浴びせられ、父が手に持っていたビールもかけられましたがどうにか父を家の中に入れました。そして、すぐに父の分の食事を用意し父に食べさせました。それからようやく電気のブレーカーも戻しました。

本音は私が作った料理を食べたいのに口ではおまえが作ったものなんか食べたくないと怒鳴り、その怒り狂った感情を吐き出すためにわざと庭に出て、私の悪口やありもしないめちゃくちゃな妄想、卑猥な言葉を世間に向けて大声で怒鳴り散らかす父は手に負えない子供のような恐ろしい狂人です。その日はもう父のことを殺したいと思いました。ご飯を食べ終わったあと父はしばらくはおとなしくしていましたが、一時間もしないうちに発狂し、庭に出てまた大声で私の悪口を叫び出しました。父には本当にうんざりしました。父にご飯を用意しなくなって以来、私はなるべく台所に立つ時間も短くし、料理を作っている姿を父に見られないようにしてきました。ですが最近は父が行きつけの飲み屋さんに行っている様子がほとんどなく、私が仕事を終えて家に戻るといつも父が倉庫か居間のソファーに座ってお酒を飲んでいるため自分と子供の分だけ晩ご飯を作るというのもとてもやりづらく、そのため私は夜は息子を連れて外食をすることが多くなっていました。しょっちゅう外食ばかりしていてはお金もかかり健康的にもよくはありませんが、毎日毎日台所で罵声を浴びせられ唾やビールをかけられながら料理をするのも本当に苦痛で、なるべく家にいたくないという思いもありました。それに父の分のご飯を用意してあげても結局また発狂することになり私も精神的にきついので、父の精神病が治るまではなるべく台所で料理をするのを避けようと改めて思いました。

長く続く父の精神病とアルコール依存症がいつまで経ってもなかなか治らず、何がいけないんだろう、何が足りないんだろうと思い悩み、御教えに求めました。メシヤ様の御教えはネットですぐ見ることができるので、精神病に関する御教えと動物霊に関する御教えを探しました。そして、『天狗界』の御教えの中に私が知りたかった答えを見つけることができました。酒癖のある人にはお腹を浄霊すれば副守護神が萎縮してお酒が飲めなくなるということが書かれていました。また希望の光が見えました。