221「父、再び入院」 令和元年11月

十一月十九日、父が再び精神病院に入院しました。以前入院した病院ではなく地元にある主に重病患者を受け入れている精神病院です。一ヶ月ほど前から父の精神状態が悪い日が続き、またご近所にも迷惑をかけてしまっており、父の世話をしてくれている妹も精神的にも限界がきており、父に一切関わっていない私はただただ父に遠隔浄霊をするのみでどうすることもできずにいました。

退院後父が七月末から妹の知り合いの方から借りて住んでいた家は年内には引っ越しをしなければいけなかったので、父の精神状態が落ち着いている時に妹が父にまた引っ越しをしないといけないと伝えると父は自ら病院に入院すると言ったそうです。父が住まわせてもらっていた家は霧島市溝辺という高台の寒い地域だったため、あまりの寒さに父も困っていたためとお酒が飲めなくなる環境を父自身が求めていたんだと思います。妹は父が自ら入院を希望していることに安堵している様子に見えましたが、私は病院に入院する以上絶対に薬や注射を使われてしまうと思い、そんなことになっては絶対に困るので、この一ヶ月どうすればいいのか悩む毎日でした。

私が父の世話を一切妹にまかせてしまっている理由は私が父の一番の攻撃のターゲットになっているからです。妄想性人格障害でもある父は常に人の悪口ばかり言っています。その一番のターゲットが私であるため七月末に父が退院して以降妹は私と父が接触しないようにしてくれています。そして、私が父と一切関わらない一番の理由は二年前の夏にお酒を飲んで精神状態が悪かった父に倒されて無理やり胸を見られたことを今でもずっと忘れられずにいるからです。そのことを思い出すたびに、どうして早く死んでくれないんだろうと思ってしまいます。父が早く死んでくれればご近所に迷惑をかけることもなく私も妹もこれ以上苦しい思いをしなくてすみます。ですが、父は毎日たくさんお酒を飲んで発狂しているにも関わらず体はどこも悪くなく、全く死ぬような気配はありません。

父がとてつもなく恐ろしい精神病と化した日からもう三年十ヶ月が経ちます。メシヤ教が邪神にやられ、父にはサタンと狐が憑依しました。父の副守護神の天狗と狸もやりたい放題やっています。早く死んでほしいと思っていても父が大発狂すればメシヤ様に御守護をお願いし、遠隔浄霊をするという繰り返しの日々です。

父の入院は前回と同様妹が一人で行動しました。私に相談すれば私が薬や注射を使われることを恐れて入院を反対するからです。父が入院したのは十一月十九日ですが、本当はその前日の十八日に妹は父を入院させようとしていたようでした。十一月十八日、その日私が夕方仕事から帰ると、妹が「今日入院させるつもりだったのに午前中しか入院の受け入れをしてないって言われて入院できなかった」と疲れた様子で言ってきました。私はその時妹が本気で父を再び入院させるつもりでいたんだと分かり動揺しました。父の世話をすべて妹にまかせ、妹に苦労をかけてしまっている私には強く入院を反対することができず、「もし強制的に注射打たれたりしたらそのあとどうなるか恐いよね」とだけは言いました。そして、御神前に向かい「どうすればいいのかもう本当に分かりません。どうかお助け下さい」と放心状態でメシヤ様に祈りました。

そして、その次の日の十九日の夕方、仕事から帰ると妹が「今日入院させて来たから」と言いました。とうとうやってしまったのかと思いました。これからの不安と同時に父がお酒が飲めなくなる環境になったことに安心の気持ちもありました。父は入院に際し「俺はぜったいに薬は飲まないからな」と病院の先生に言ったそうです。おかげで、病院の先生も父の気持ちを尊重し、「薬を使わずにしばらく様子を見ていきましょう」と言ってくださったそうです。これこそが何よりの御守護でした。
 
入院後しばらくはおとなしくしていた父ですが、二、三日後妹が父に届け物を持って行った時には父は面会ができなくなっていたそうです。精神状態が悪くなったようでした。そうなると強制的に注射を打たれてしまう可能性があるので私も焦り父への遠隔浄霊に取り組みました。

父に毎日遠隔浄霊をしていこうと思ったものの数日経つと私もまた気力がなくなり、入院から二週間経った今現在父への遠隔浄霊もまた怠ってしまっています。この体験談を書いている今現在私は父のことよりも仕事のことで大きなストレスを抱えており、自分の体調もよくなく、正直父のことどころではありません。仕事の問題も解決し、父の精神状態も良くなり、自分自身も幸せになれる日が早く来てほしいです。