210「父の霊の曇りの移写で激しい頭痛と嘔吐」 令和元年8月

八月二十日、朝目が覚めるとこめかみの辺りが痛みました。こめかみだけでなく側頭部までズキズキ痛みました。仕事中はなんとか持ちこたえましたが、仕事も早めに上がらせてもらい、家に戻ると嘔吐も始まりました。激しい側頭部の痛みと嘔吐でとても苦しみました。左右どちらも痛みましたが、特に左側が痛みました。胃液を吐かないように水分は摂り、飲んでは吐くという繰り返しでした。夜になると嘔吐物の中に小さな痰の塊が混じるようになりました。四時間ほど熟睡して朝起きた時には小さな痰の塊を大量に吐きました。

ですが、それだけでは浄化はまだ終了せず、二日目も側頭部の痛みと嘔吐が続きました。夕方になってようやく少し回復し、自分でお粥も作って少し食べることもできましたが、しばらくするとまた痛みと吐き気がきて苦しみました。その次の日朝起きるとようやく浄化も終了し、頭に軽い痛みは残っていたものの嘔吐が治まったので仕事にも行くことができました。浄化中は妹が息子の食事の世話をしてくれたので助かりました。

これほど苦しむ浄化は本当に私の体の毒素排泄の浄化だったんだろうかという疑問がありました。そして、この激しい頭痛と嘔吐の浄化が起こったのはこれが二度目だったんです。二、三週間前にも同じ浄化が起きていたんです。その時は脳天と前頭部と後頭部と側頭部の上部の激しい痛みでした。そして、今回は前回とは違い側頭部の下方、耳のすぐ上の部分の激しい浄化でした。前回の浄化の時ももしかしたらという思いがあったんですが、今回の浄化であらためて思いました。この浄化は父の霊の曇りの移写によるものなんだと思います。前回の浄化の時もかなりきつい思いをしましたが、今回はもっと酷く、小さな痰の塊を大量に吐いたのも父の側頭部に毒素がたくさんあったということだと思います。そして、普段私は自己浄霊をする時は手をかざすとすぐに浄霊が響いてくるのにこの浄化の際にはどこを浄霊しても浄霊が響いてきませんでした。それが、自分の体の毒素排泄の浄化ではなく父の毒素、父の霊の曇りの移写なんだと思った理由の一つでもあります。本来は直接父に起こるべき毒素排泄の浄化ですが、メシヤ様から精神病者の毒素留結の箇所や浄化の流れを教えていただけたんだと思います。

父が退院してから三週間が過ぎました。一週間ほど落ち着いた状態でいた父でしたが、ここ二、三日前からまた大発狂しているようです。父の年金は妹が管理していますが、毎日父は妹にお金を要求してきてお酒を買って飲んでいるそうです。父の面倒をみるため妹は今はほとんど仕事にも行っておらず、家計は火の車状態で、妹は金銭面でも発狂する父にももうストレスが限界に達してしまい、私が浄化中だった八月二十一日、妹はもう父を精神病院に入れようと病院に連絡をしようとしたそうです。ところがその日一ヶ月だけ家を貸してくれている妹の知り合いの方から妹に連絡があり、たった一ヶ月では今後のことは決められないだろうからあと一ヶ月いてもいいという連絡があったそうです。とてもありがたい話でした。お金もないのに発狂する父をどこに住まわせればいいのか、妹も毎日悩みながら家探しをしてくれていたんですが、一ヶ月期限が延びて救われました。

自分の体験談を読み返してみると、この二度に渡る激しい頭痛と嘔吐の浄化が父の霊の曇りの移写であったことが確信できました。三週間前の七月三十一日の父が退院した日、父に遠隔浄霊をしたら自分の脳天、前頭部、後頭部、側頭部に軽い痛みが起こったと書いていました。特に側頭部に強く痛みを感じたとも書いていました。この二度に渡る浄化と箇所が一致していたんです。父を退院させることはものすごく怖く覚悟のいることだったんですが、メシヤ様は父が退院したその日から御守護をくださっていたんです。激しい頭痛と嘔吐で二度も苦しい思いをしましたが、おそらくこの浄化のお陰で父の精神状態にも変化が起こるはずです。楽しみです。